ABOUT THE MOVIE
邦題:イノセンツ(2021)
原題:De uskyldige/The Innocents
製作国:ノルウェー、デンマーク、フィンランド、スウェーデン
監督:エスキル・フォクト
出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、サム・アシュラフ、ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム、エレン・ドリト・ピーターセン、モーテン・シュバラ
上映時間:117分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★☆☆☆】
緑豊かな郊外の団地に引っ越してきた9歳の少女イーダ、自閉症で口のきけない姉のアナが、同じ団地に暮らすベン、アイシャと親しくなる。ベンは手で触れることなく小さな物体を動かせる念動力、アイシャは互いに離れていてもアナと感情、思考を共有できる不思議な能力を秘めていた。夏休み中の4人は大人の目が届かないところで、魔法のようなサイキック・パワーの強度を高めていく。しかし、遊びだった時間は次第にエスカレートし、取り返しのつかない狂気となり<衝撃の夏休み>に姿を変えていく─ 。
公式サイト
無邪気な子供の悪意とは
「#イノセンツ」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) July 14, 2023
不思議な力に目覚めた子ども達の遊びが、次第に狂気へと変わる!「童夢」にインスパイアされたという北欧版「クロニクル」なちびっ子サイキックスリラー。純真無垢な子供だけに残酷で普通にヤバい!ゾクゾクする不穏な雰囲気の中で、超能力バトルが静かに炸裂する!@FansVoiceJP pic.twitter.com/Nk3VnT70Hy
オンライン試写会で視聴。
ノルウェー産サイキックスリラーの傑作。
無垢(イノセンス)な子供達(イノセンツ)がスーパーパワー(超能力)を得たらどうなるのか。親が一切関与しない子供達の間だけの話。
テレキネシスやテレパシーを使えるようになったら、そりゃ嬉しいし使いたくなりますわな。
悪ガキ高校生が超能力を手にしたことで大変なことになっちゃうデイン・デハーン主演『クロニクル』(2013)を思い出させるプロットですが、こちらはもっと低年齢。イノセンスな子供だけに何をするか分からない不安定さが本作を面白くさせています。
団地で繰り広げられる静かな超能力バトル。
派手なスペクタクルを抑えた演出が逆に新鮮で、めちゃくちゃ面白い仕上がりに!
無垢なだけにその無知と無邪気さが恐ろしい悪意となる怖さ。
全編に張り詰める緊張感。
不穏な空気。
ホラーとしてもスリラーとしても上出来!
大友克洋の『童夢』からインスピレーションを得たというのも大いに納得です。
おデブはいる?
途中、デブのおっさんが数分出てきますが、それぐらいです。