2023年劇場鑑賞 ★★☆☆☆ 映画

『ザ・フラッシュ』小ネタ満載なDCユニバース集大成

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『ザ・フラッシュ』アイキャッチ画像

ABOUT THE MOVIE

邦題:ザ・フラッシュ(2023)
原題:The Flash
製作国:アメリカ
監督:アンディ・ムスキエティ
出演:エズラ・ミラー、ベン・アフレック、マイケル・キートン、ビリー・クラダップ、マイケル・シャノン、サッシャ・カジェ
上映時間:144分

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シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★★☆☆☆】

死ぬ運命にある母を救うため“過去”を変えたことで“現在”滅亡の危機を招いてしまう。 そんな彼のもとに、元の世界とは全く別人の異世界の“バットマン”、スーパーマンならぬ“スーパーガールらも、時空を超えて集結するが…。

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二人のフラッシュと新旧バットマン

試写会にて鑑賞。

以下、本編に少し触れていますが、重大なネタバレはしていません。

ジャスティス・リーグ』メンバーであるフラッシュの単独作が遂に登場。前評判が高く、期待値をぶち上げて観たら、余裕で超えてきた!

面白い!!

何かとお騒がせマンなエズラ・ミラーが主役ですが、もうフラッシュは彼じゃなきゃダメ。絶対ダメ。

それぐらいフラッシュ=バリー・アレンが魅力的に描かれていました。

物語は、いきなりフラッシュとバットマン(ベン・アフレック)の共闘というか、並行して二つの事件をそれぞれが解決するという流れ。

早速フラッシュのハイスピードアクションを思う存分堪能できる開幕。そこにバットマンの超絶アクションをこれでもかと挟むんだから、もうたまりません。冒頭からいきなりクライマックスの連続!

で、本題に入ります。

亡くなった母親を救う為、フラッシュが過去にタイムリープします。光を超える速さで走れるので、過去に遡れるというわけですね。

バットマンの忠告も聞かずに過去を改変しようとするいけないバリー。過去の自分自身とも鉢合わせしてしまうダメダメなバリー。案の定、大変なことが起きてしまいます。

あーあ。

その世界に『マン・オブ・スティール』のヴィランことゾッド将軍(マイケル・シャノン)&部下たちが現れちゃうのです。

ヤツを倒さないと過去世界が滅んでしまう!

ってことで、現代バリーと過去バリーが手を組み、更にその世界のバットマン(マイケル・キートン)とスーパーガール(サッシャ・カジェ)の助けを借りてゾッド将軍に挑む!

というお話。

なので、本作の予習としては、『マン・オブ・スティール』を観ておくと、より楽しめると思います。


そして、何より感動的なのは、マイケル・キートン演じるバットマンを本当にマジで拝めちゃうこと。

『バットマン リターンズ(1992)』以来なのですよ。

こんな大サービスされたら、泣くしかないですよ、マジで。

シネちゃぶ
約30年ぶり!!


嬉々として演じるマイケル・キートンを観るだけでもハッピー気分に浸れちゃいます。もちろん本作はフラッシュの物語なのですが、バットマン映画としても楽しめちゃうお得感満載な作品なのです。

バットマンだけでなく、スーパーガールも大活躍。可愛くて超強くて期待通りです。もう少し出番が多いともっと良かったかな。スピンオフが観たくなりました。

更に、ある驚きのカメオ出演あります。合成ではなく本当に撮影したというからビックリ!

そんなファン感涙のサービスだらけなのですが、DCユニバースの集大成として思わずクスッと笑ってしまう小ネタも随所に散りばめられていて、それらを発見する楽しみ方もできます。

そして、主人公が苦難を通して自分の人生を見つめ直し成長する物語をストレートにやっていて心に刺さるし、ラストは泣けるんです。

映画全体を包むカラッと爽やかな雰囲気は、やはりエズラ・ミラーによるところが大きい。楽しくて満足感に満たされて劇場を後にできる、そんな映画になっていました。

試写会でしたので、エンドロールがない未完成バージョンでした。なので、2回目を鑑賞後、改めて感想を書こうかなと。


監督は、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のアンディ・ムスキエティ

低予算ホラー映画出身の監督がハリウッドの高予算超大作のメガホンを取ることはよくありますが、毎回驚かされるのが、よくこんなに面白い作品を作れるなと。

こりゃ、『ザ・フラッシュ2』にも期待するしかありませんな。(絶対作られるはず)

おデブはいる?

バリー・アレンの友人ゲイリーが太め

前半に少し出て来る程度ですが、下半身パンツ姿で「開脚」を見せてくれます(笑)

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