ABOUT THE MOVIE
邦題:コカイン・ベア(2023)
原題:Cocaine Bear
製作国:アメリカ
監督:エリザベス・バンクス
出演:ケリー・ラッセル、オシェア・ジャクソン・Jr、オールデン・エアエンライク、イザイア・ウィットロック・Jr、クリストファー・ヒヴュ、マーゴ・マーティンデイル、レイ・リオッタ、スコット・ザイス
上映時間:95分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★★★☆】
1985年9月11日の朝。麻薬密輸人のアンドリュー・カーター・ソーントン2世がFBIに追われ、セスナ機からコカインが入ったバッグを投げ捨てた。しかし、こともあろうに体重80kgの巨大なクマが、その白い粉を食べてしまった―
そんなウソみたいなホントのハナシに着想を得て、爆笑&ハラハラドキドキのパニック映画に大胆アレンジを施したのが、映画『コカイン・ベア』だ。偶然にもジョージア州の森に集った刑事、ギャング、森林警備隊、観光客、子どもたちetc.が、大量のコカインを食べて暴れ回る“頂点捕食者”と遭遇したとき、いまだかつてない惨劇…いや、笑いが起きるーー!
公式サイト
注目ポイント
⚫︎ オシェア・ジャクソン・Jr
⚫︎ アニマルクマさんと人間クマさんの共演
ラリったクマvsラリったようなおバカな人間
「コカイン・ベア」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) October 5, 2023
コカインキメまくりの熊さん🐻が人間を襲いまくる!おバカでラリってるような濃すぎるキャラばかり登場する適度なユルさもたまらん。この手の映画に深みはいらないし、これでOK。ゴアシーンがマジで容赦ないし、メインキャストのオシェア・ジャクソン・Jrなどおデブも楽しめる♡ pic.twitter.com/1UjzZaBIgD
コカインでラリったクマさんが巻き起こす大騒動をコミカルに描いたホラーコメディ。
監督は、『ピッチ・パーフェクト2』『チャーリーズ・エンジェル』のエリザベス・バンクス姐さん。
これ、なんと実話が基になっています。
1985年、クマさんが麻薬密売業者が投棄したコカインを大量摂取して死亡した事件がモチーフになっているとのこと。映画の中身はハチャメチャなので、設定だけ同じという感じでしょうけど。
舞台はジョージア州の森林。
森に投棄されたコカイン入りのバッグを回収するため、ギャングのボスであるシドは、息子のエディと部下のダヴィード(デブ)にバッグ回収を指示します。
ギャング、森に侵入!
ギャングを追うベテラン刑事ボブ(デブ)も侵入!
滝の絵を描く為、子供達が母に無断で侵入!
子供達を探す為、母も侵入!
母に依頼された森林警備隊も侵入!
そんな彼らの前に、コカインをキメまくったクマさんが襲い掛かる!!
いやいや、キメすぎでしょ。
ちょっと舐める程度ではありません。コカインの塊をそのまま美味しくバクバク食べちゃいます。大量摂取どころではありません。
よく生きてられますね。
ラリって凶暴化したクマさんは、森に侵入した彼らに容赦なく襲い掛かります。
逃げ回る人間ども。
勝手に自滅する人間ども。
面白いのは、人間もおバカな変人ばかりなところ。
まともな人間はいたんでしょうか。思いつきませぬ。
クマさんのテリトリーである森に侵入したおバカ人間どもは、大変な目に遭うわけです。ゴア描写が容赦なくて、なかなか気合いが入っています。ラリったクマさんは普通に木も登ってくるので、家の屋根とか高い所にいないと安心できませんな(笑)
ラリったクマさんも危険ですが、コカインを回収したいギャングも絡んできますので、人間同士でも争いが起きてワチャワチャ大混乱。
なんか、ラストは母熊と子熊の姿にほっこり感を抱いてしまいました。ハチャメチャ感はありますが、プチほっこりできる作品でもありました!
尚、本作はレイ・リオッタの遺作としても知られていて、悪役を嬉々として演じていました。注目です。
熊さんと3人のおデブ
「コカイン・ベア」熊も人間もイカれた奴しか出てこないラリった映画で最高だし、出て来るデブ(3人)もイカれてるので最高。 pic.twitter.com/XXU7vgTyag
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) October 8, 2023
『コカイン・ベア』にはおデブなキャラクターがたくさん登場します。
本作はクマさんがメインの映画ですが、人間側にもクマさんが何人か出ている眼福映画なのです。
ダヴィード(オシェア・ジャクソン・Jr)
「コカイン・ベア」キメてきた。オシェア・ジャクソン・Jrが可愛いぞ♡ pic.twitter.com/5nPJQO0AgG
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) October 1, 2023
ギャングのダヴィード役は、『ストレイト・アウタ・コンプトン』や『黒い司法 0%からの奇跡』のオシェア・ジャクソン・Jr。
可愛い!!
彼はあのアイス・キューブの息子なのです。
太めな見た目もパパにそっくりです。
主役級の本作では、レイ・リオッタ演じるボスの命令でコカインを探すギャングのひとり。中盤はセクシーなタンクトップ姿にもなるぞ!
彼の魅力をたっぷりと楽しめます。
刑事ボブ(イザイア・ウィットロック・Jr.)
もう一人、刑事ボブ役のイザイア・ウィットロック・Jrもおデブ。
こっちもJr。
『ブラック・クランズマン』などスパイク・リー作品によく出ている人。
本作では、一見マトモな刑事かと思いきや、やっぱマトモじゃなかったみたいな感じ(笑)
ポニーテール(レオ・ハンナ)
画像右ね。
森林警備隊のオフィスにたむろする非行少年3人組のひとりがおデブくん。出番は少なめですけどね。
他にもちらほらおデブが出てますし、たっぷり楽しめる映画でした。