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【映画】『ブレット・トレイン』きかんしゃトーマス好きのぽっちゃりレモンに注目!

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ブレット・トレイン アイキャッチ画像

『ブレット・トレイン』は意外と原作に忠実で楽しい。

ABOUT THE MOVIE

邦題:ブレット・トレイン
原題:Bullet Train(弾丸列車)
原作:伊坂幸太郎
監督:デヴィッド・リーチ
出演:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アーロン・テイラー=ジョンソン、アンドリュー・小路、真田広之、ザジー・ビーツ、サンドラ・ブロック

公式サイト


『ブレット・トレイン』は『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督のサスペンスアクションコメディ。伊坂幸太郎の殺し屋シリーズ2作目『マリアビートル』を原作に豪華キャストで描いた面白エンタメ映画。

運の悪い殺し屋のブラピが東京駅発・京都行きの新幹線内でスーツケースを盗んで品川で降りるという簡単なミッションを遂行するはずが、運が悪い事に他にも殺し屋たちが乗り込んできて大騒ぎに!

驚いたのが、意外と原作に忠実に描いているところ。クライマックスはいかにもハリウッド映画的な大掛かりな見せ場が用意されていますが、後半部分以外は重要なエッセンスを抽出しつつほぼほぼ忠実に描いていたような印象を受けました。

原作で印象深かった殺し屋の檸檬と蜜柑、その他の個性的なキャラも設定は異なるものの上手く脚色されて登場していました。

原作では東京駅発・盛岡行きの東北新幹線「はやて」が、東京駅発・京都行きの東海道新幹線「ゆかり」に変更されているのも、なるほどといったところ。

おかしな日本描写も多いのだけど、全編バカバカしいので笑って許せちゃうノリ。東京から京都まで異常に長いだろとかとかツッコミながら観るのが正解。楽しい要素が満載!

最高の脚色!ぽっちゃりレモンに注目!

多彩すぎるキャストやバカっぽい展開やド派手なアクションも楽しいのですが、『ブレット・トレイン』の何がいいって殺し屋レモン役のブライアン・タイリー・ヘンリーですよ!

エターナルズ』『アトランタ』のBTHですよ!

原作に出て来る檸檬🍋と蜜柑🍊の殺し屋コンビは、本作にも「レモン」と「タンジェリン」としてしっかり登場。映画版の二人も小説同様にデコボコっぷりで掛け合いが楽しく、意外とエモーショナルなシーンも用意されていたりします。

特にきかんしゃトーマスが大好きで何かとトーマスネタを引用しまくる檸檬ですが、映画ではぽっちゃりに変更(超改善!)され、更に出番が増えて扱いがグレードアップ!最高の脚色!

シネちゃぶ
ありがとう!感謝しかない!🍋



『ブレット・トレイン』のような大作映画でここまでBTHが出ずっぱりで最後まで活躍する映画があっただろうか。いや、ない。

ゴジラvsコング』『エターナルズ』も重要な役柄でしたが、ここまでじゃなかった…と思う。最近、大作にも顔を出すようになってきて喜んでいたのですが、本作はBTHの代表作にしてもいいんじゃないかというほど最高でした。

主役ではないですが、めちゃくちゃ印象に残る役柄で、”最後の最後の瞬間”まで彼を楽しめる初めての映画かもしれない。

BTHは以前から太っていますが、本作のパツンパツンの白シャツ姿が超可愛くてお腹の出具合もステキ。彼のみを目的に見ても十分に楽しめる作品になっています。オススメ!

ブラピと対決するシーンにも注目ですよ。



無邪気で明るいぽっちゃりレモンがあまりに可愛かったので、彼というかレモン&タンジェリンを主役にしたスピンオフを作ってほしいです。映画本編で何度か二人の過去シーンが挟まるのですが、そのあたりを映画 or 配信ドラマシリーズなどで製作していただきたい。マジで。

ちなみに、タンジェリン役は、『キックアス』シリーズの主役やMCUのクイックシルバー役で有名なアーロン・テイラー=ジョンソン。BTHとの掛け合いが最高だったので、このコンビを『ブレット・トレイン』だけで終わらせるのは非常にもったいない。

何かしらの形で新たな二人🍋🍊の活躍が描かれることを期待して待ちたいと思います。


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