話題の『ソー:ラブ&サンダー』を観ました。奇跡の傑作『マイティ・ソー:バトルロイヤル』(『ラグナロク』)に続く4作目。MCU主要メンバーの中で単独シリーズが4作まで作られたのはソーのみ。そんな待望の新作ですが、出来としては『ラグナロク』には及ばないものの、タイカ・ワイティティ節全開の楽しいロックな仕上がり。クリス・ヘムズワース演じる雷神ソーとナタリー・ポートマン演じる麗しきマイティ・ソーの共闘に燃えまくり!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』から続く話なので、始まりはブヨブヨソーのままですが、序盤でさっさとムキムキソーに早変わり。クリヘムのデブメイクは、もろにファットスーツを着ていることが分かるので、もう少し違和感ない形にしてほしかったです。
で、私が注目していたのは、もちろんラッセル・クロウ様が演じる全知全能の神ゼウス!ラッセルがMCU初参戦と聞いてから、ずーっと楽しみにしていました。ファーストルックでずんぐりむっくりな可愛い姿を見せてくれたラッセルですが、本編でも期待通りの可愛さMAX!!
出番は少なめなのですが、中盤の神々が集まる集会でのゴタゴタシーンで脇肉溢れるおっさんゼウスの肥満体、いや神々しい御姿を楽しめます。ちなみに集会の議題は、「乱痴気騒ぎについて」・・・神々が集まる厳かな場で何という議題。うん、詳細を知りたいぞ(笑)
ゼウスが、強力な武器サンダーボルトを振り回して舞うシーンは必見!
ゼウスと言えば、主神として全知全能の存在であり、雷を武器とし、ムキムキの体を持つ髭面の神というイメージですが、本作の彼は肥満体で傲慢で自堕落な神というアホっぽい設定(笑)
ここ数年、体重増加が著しいラッセル・クロウがそのまんまの体型で挑んだわけですが、この役に彼を起用したワイティティ監督は流石ですな。まさかデブ体型なゼウスが出てくるとは普通思わないですよ(笑)
ひらひらスカートを持ち上げて階段を降りる姿とか笑えるしキュート。
今回は中盤にしか出番がありませんでしたが、もっと観たかったですな。ゼウスは全知全能の神なので、手を一振りでソーの服を吹き飛ばして裸にしてしまうほどのパワーの持ち主。彼の最強パワーを見せ付ける戦闘シーンも見たいところ。今後のMCUにどのようにゼウスが絡んでくるのか楽しみです。
ラッセル・クロウは当初サタン役を演じる案もあったらしい。それはそれで観たかったな~太ったセクシーサタンなラッセルが大画面で大暴れするなんて最高じゃん!
ま、ずんぐりむっくりゼウスも最高だったので問題なしですが。
New #ThorLoveAndThunder concept art has revealed that Russell Crowe was originally set to play Satan instead of #Zeus in #ThorLoveAndThunder! Photos: https://t.co/5EKM5pMXCJ pic.twitter.com/OzT9UpoScd
— MCU - The Direct (@MCU_Direct) July 9, 2022