2023年劇場鑑賞 ★☆☆☆☆ 映画

『658km、陽子の旅』コミュ障女性の人生見つめ直しヒッチハイク

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『658km、陽子の旅』アイキャッチ画像

出典:YouTube

ABOUT THE MOVIE

邦題:658km、陽子の旅(2023)
製作国:日本
監督:熊切和嘉
出演:菊地凛子、竹原ピストル、黒沢あすか、見上愛、浜野謙太、仁村紗和、篠原篤、吉澤健、風吹ジュン、オダギリジョー
上映時間:113分

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シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★☆☆☆☆】

42歳 独身 青森県弘前市出身。人生を諦めなんとなく過ごしてきた就職氷河期世代のフリーター陽子(菊地凛子)は、かつて夢への挑戦を反対され20年以上断絶していた父が突然亡くなった知らせを受ける。従兄の茂(竹原ピストル)とその家族に連れられ、渋々ながら車で弘前へ向かうが、途中のサービスエリアでトラブルを起こした子どもに気を取られた茂一家に置き去りにされてしまう。陽子は弘前に向かうことを逡巡しながらも、所持金がない故にヒッチハイクをすることに。しかし、出棺は明日正午。北上する一夜の旅で出会う人々―毒舌のシングルマザー(黒沢あすか)、人懐こい女の子(見上愛)、怪しいライター(浜野謙太)、心暖かい夫婦(吉澤健、風吹ジュン)、そして立ちはだかるように現れる若き日の父の幻(オダギリジョー)により、陽子の止まっていた心は大きく揺れ動いてゆく。冷たい初冬の東北の風が吹きすさぶ中、はたして陽子は出棺までに実家にたどり着くのか…。

公式サイト

陽子の人生見つめ直しヒッチハイク

オンライン試写会にて視聴。

父の訃報を受け、陽子(菊地凛子)は従兄(竹原ピストル)と一緒に実家のある弘前に向かう事になるのですが、トラブルでひとり置き去りに。お金がないので、弘前までヒッチハイクで行くことになります。

陽子は、極度のコミュ障。

人生に諦め、人とのコミュニケーションもまともにできなくなってしまった陽子。最初はマジでこの人大丈夫??って思うほど、ボソボソと話したり、何に対してもリアクションが超薄い陽子。

そんな陽子がヒッチハイク旅。

いやいや、ムリでしょって思いましたが、様々な人と出会いながら少しずつ弘前へ向かうんです。時には傷付けられながらも、彼女は人との出会いを通じて変わって行きます。

人生を諦めていた陽子が、人の温かみに触れ、人生を見つめ直し前を向くようになります。

ここが非常に感動的。

菊地凛子の圧倒的な素晴らしい演技によるところが大きく、観賞後は清々しい気分になれる良作でした。

おデブはいる?

篠原篤が出演しているのですが、顔も分からないぐらいの数秒の出番なので、彼目当てで観るのはやめておいた方が良いです。

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