2023年劇場鑑賞 ★★★★★ おデブ俳優 映画

『バイオレント・ナイト』おデブサンタさんvs武装強盗集団!!

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『バイオレント・ナイト』アイキャッチ画像

ABOUT THE MOVIE

邦題:バイオレント・ナイト(2022)
製作国:Violent Night
監督:トミー・ウィルコラ
製作:ケリー・マコーミック、デビッド・リーチ
(87ノース・プロダクションズ)
出演:デヴィッド・ハーバー、ジョン・レグイザモ、アレックス・ハッセル、アレクシス・ラウダー、リア・ブレイディ、ビバリー・ダンジェロ
上映時間:112分

公式サイト

シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

予告編&あらすじ

シネちゃぶ度:★★★★★

物欲主義な子供たちに嫌気がさして久しく、少しばかりお疲れ気味のサンタクロース(デヴィッド・ハーバー)は、体に鞭を打ち良い子にプレゼントを届けるため、トナカイが引くソリでクリスマスイブの空を駆け回っていた。とある富豪ファミリーが盛大にクリスマスパーティーを開く豪邸に降り立ち、煙突から部屋へ入ったサンタが偶然鉢合わせたのは、金庫にある3億ドルの現金を強奪するため潜入したスクルージー率いる武装集団だった。その場を見なかったことにして立ち去ろうとするサンタだったが、すぐさま大騒動に巻き込まれてしまう。サンタはクリスマスプレゼントを届ける能力は備わっていたものの、戦闘能力はゼロだった。ましてや相手は武装集団。多勢に無勢の大ピンチを孤軍奮闘切り抜け、無事子供たちにプレゼントを届ける事が出来るのか!?

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注目ポイント

⚫︎ リバウンドしたデヴィッド・ハーバー
⚫︎ 太めサンタが大活躍する痛快バイオレンスアクション

※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。

リアルおデブサンタが武装強盗集団と大バトル

デヴィッド・ハーバー主演の大ヒットアクションコメディ。『Mr.ノーバディ』『ブレット・トレイン』の87ノース・プロダクションズ製作だけに、アクション満載の痛快作。以前から期待していた作品で、クリスマス映画として公開されるかと思いきや、日本は時期をずらしてまさかの2月公開。

シネちゃぶ
クリスマス時期に観たかったぞ!


お疲れ気味のリアルサンタさんが子供たち(良い子)にいつものようにプレゼントを配っていたら、大富豪の家に潜入した武装強盗集団と鉢合わせ。成り行きで奴らと一人で戦うことになってしまいます。まさにサンタクロース版『ダイ・ハード』

本作は名作映画のオマージュが散りばめられていて、前述の『ダイ・ハード』はセリフでも言及されるし、似たようなシーンも出てきます。『ダイ・ハード』はブルース・ウィリス演じるジョン・マクレーン刑事がテロリストに占拠されたビル内で孤軍奮闘する傑作アクション映画。マクレーンがビルの外にいるアル・パウエル巡査部長(レジナルド・ヴェルジョンソン)と連絡を取りながらテロリストと戦うのですが、『バイオレント・ナイト』にもサンタさんが人質となっている少女トゥルーディとトランシーバーで連絡を取りながら強盗集団に立ち向かうシーンがあります。

『ダイ・ハード』と同様に「最高のクリスマス映画」と呼ばれている名作『ホーム・アローン』のオマージュも出て来ます。『バイオレント・ナイト』の前半、トゥルーディが『ホーム・アローン』を観たばかりという設定で、マコーレー・カルキンの真似をするシーンがあります。中盤には罠を仕掛けて悪党を撃退するシーンまで出て来るんです。それも超絶バイオレントバージョンで!最高!

サンタさんは一応サンタさんなので、ちょっとした特殊能力があります。ただ、それが強盗撃退に役立つかというとそうでもなく、ほぼ物理攻撃主体で立ち向かうことになります。クリスマスグッズを凶器にして殺すなど、バリエーション豊かで大変よろしい。


中盤、負傷したサンタクロースが上半身裸になって傷口を縫うシーンがあるのですが、サンタが衣装を脱ぐシーンがセクシーすぎてドキッとしました。たるんだメタボ体型がステキ。

シネちゃぶ
セクシーショット!


やっぱりサンタさんはふくよかじゃないといけません。

で、何だかんだで強盗団が呼び出した大量の助っ人まで現れてしまい、孤軍奮闘するにしても限界があるだろ!ってなるのですが、途中でサンタさんの過去が明らかになり彼が「覚醒」します。詳細は避けますが、そこからの展開がまぁとんでもなく爽快感満点!バイオレンス度MAX!最高ですよ、もう。

惜しむらくは、本作をクリスマス時期に公開しなかったこと。これぞクリスマス気分で観るべきパーフェクトなクリスマス映画なのに。残念です。

デヴィッド・ハーバーがリバウンド!(ネタバレ注意)

サンタクロースを演じるデヴィッド・ハーバーは、『ストレンジャー・シングス』のジム・ホッパー署長役でブレイクしたおデブ俳優。『ヘルボーイ』(2019)の主役、『ブラック・ウィドウ』のレッド・ガーディアン役でもお馴染みです。

『ストレンジャー・シングス』のハーバーたんはぽっちゃり体型で、その超セクシーっぷりを披露してくれていましたが(特にシーズン3はムッチムチで癒し度満点!)、シーズン4では見ていて悲しくなるぐらい激痩せしちゃいました。ホッパーはロシアの過酷な収容所で辛い日々を送っていたという設定なので、そりゃ設定的には太っていたらおかしいし、仕方ないとはいえショックでしたね。彼はこのホッパーを演じるために30キロ以上の減量を行なったそうです。

もう二度と以前の可愛いホッパーは見れないのかと思いきや、本作『バイオレント・ナイト』のハーバーたんはぽっちゃり体型で登場!

シネちゃぶ
リバウンドしてるじゃん!


なんと、本作のために体重を戻したそうです。

ありがとう!!

本人は「もう二度とダイエットしたくない」と言っているそうなので、今後はまたぽっちゃりハーバーたんが楽しめそうです。次回作『ストレンジャー・シングス5』のホッパー役やMCU新作『サンダーボルツ』のレッド・ガーディアン役など、再びむっちり体型で登場してくれること期待したい。

ちなみに、ハーバーたんの新作『ウィー・ハブ・ア・ゴースト ~屋根裏のアーネスト~』(Netflixで2月24日から配信)は、『バイオレント・ナイト』よりも前に撮影したと思われるので、まだ少し痩せ気味です。

トミー・ウィルコラ監督節全開

本作のトミー・ウィルコラ監督は、『処刑山』シリーズ、『ヘンゼル&グレーテル』、『ザ・トリップ』などゴア描写も容赦なくぶち込んでくる作風で知られてる人。

『ザ・トリップ』は、同監督の『セブン・シスターズ』でも組んだノオミ・ラパス姐さんが血塗れになっておデブな脱獄囚と戦うブラックコメディなのですが、ウィルコラ監督節が大炸裂していて楽しい作品です。

相手の髭デブ野郎が可愛いので、そこにも注目!

『バイオレント・ナイト』も同様で、タイトル通り血飛沫が舞う暴力描写満載のアクションコメディになっています。サンタさんは血塗れになって満身創痍になりながら、武装強盗集団と戦います。エグいシーンが結構ありますので、スプラッター系が苦手な方は注意です。

そんな強烈バイオレンス描写を容赦なくぶちかましてくるのに、本作を観終わった後は心が温まっているという離れ業をやってのけます。そう、ハートウォーミングなのです!ファミリームービーな『ホーム・アローン』のように最後はほっこり後味良し。

本作は既に続編製作が決定済み!

今度はどんな内容になるんでしょうかね。いくらでも話を広げられそうですし、ウィルコラ節全開のバイオレンスなおデブサンタさんの更なる活躍を楽しみに待ちたいと思います。


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