★★★☆☆ おデブ俳優 映画

『テイクオーバー』凄腕おデブハッカーは意外と多い!

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テイクオーバー アイキャッチ画像

出典:Netflix

ABOUT THE MOVIE

邦題:テイクオーバー(2022)
原題:The Takeover
製作国:オランダ
監督:アンネマリー・ファン・デ・モンド
出演:ホリー・ブロート、ゲーザ・ワイズ、フランク・ラマース、ノーチェ・ヘルラール、ローレンス・シェルドン
上映時間:88分

配信:Netflix公式

あらすじ

プライバシーに関わるスキャンダルを暴いたことで殺人の罪を着せられたホワイトハッカーは、警察の追跡をかわしながら、自分を脅迫する犯罪者集団を見つけ出そうとする。

Netflix

Netflixで『テイクオーバー』を視聴する。

頼みの綱はデブのおっさん

Netflixで視聴。

本作は濡れ衣を着せられて犯罪者集団に追われる身となったハッカーのメルが、一度デートしたトーマスを巻き込んでの逃走劇を繰り広げるオランダ発のサスペンスアクション映画。

冒頭いきなり太ったおっさん(フランク・ラマース)が映って、ちょっと嬉しくなる開幕。

88分という非常に良心的な短さでサクッと楽しめる作品なのですが、これが意外やよく出来ているのです。クライマックスはバスを利用した大掛かりなアクションシーンも用意されており、満足度が高い仕上がり。

途中、行き詰まったメルが頼りにするのが、デブオヤジのブディ。彼は伝説の凄腕ハッカーで、かつてメルの師匠でもあった男。

シネちゃぶ
頼みの綱はデブのおっさん!


実は本作はブディを演じるフランク・ラマース目当てで見たのですが、残念ながら出番は少なめでした。でも印象に残る良い役柄だったと思います。

映画に登場するおデブハッカー達

メルに同行することになったトーマスがブディを見て「映画で見るハッカーはもっと痩せてて若い。」とか言っていましたが、いやいや、そんなことないのですよ。意外とブディのようなハッカーは映画でよく見かけるのです。

ポイント

デブオヤジのハッカーは意外に多い(笑)

少し紹介。

ミレニアム』シリーズ(トマス・ケーラー)
ドラゴン・タトゥーの女 (2011) 』(トニー・ウェイ)
蜘蛛の巣を払う女』(キャメロン・ブリットン)

スウェーデンの推理小説『ミレニアム』シリーズの実写版、ハリウッド版『ドラゴン・タトゥーの女 (2011) 』、『蜘蛛の巣を払う女 (2018) 』に主人公リスベットの友人であるプレイグというハッカーが出てきます。原作通り、映画版のプレイグもおデブな設定。

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』

ダイ・ハード4.0
ワーロック役(ケヴィン・スミス)

まだ巨漢だった頃のケヴィン・スミスがハッカーのワーロック役を演じています。ズバ抜けたハッキング能力の持ち主で、ジョン・マクレーンを強力にサポートする頼もしい存在。


CSI:サイバー
ダニエル役(チャーリー・クーンツ)

『CSI:科学捜査班』のスピンオフ作品で、シーズン2まで製作されています。チャーリー・クーンツが演じるダニエル・クラミッツはサイバー犯罪課のホワイトハッカー。ソフト&ハード両方に精通している有能おデブちゃんです。主要メンバーなのでほぼ出ずっぱり。めちゃくちゃ可愛いです!

Huluで『CSI:サイバー』を視聴する。


サロゲート
ボビー役(デヴィン・ラトレイ)

『ホーム・アローン』の意地悪なお兄ちゃんバズ役が有名なデヴィン・ラトレイがサロゲートの管理部署を管轄しているボビー役。ハッカーというか、主人公トム(ブルース・ウィリス)をコンピューターでサポートするおデブちゃんなのですが、良い役でした。


本作のブディもそんな素敵なおデブハッカーの仲間入りです。

ブディ役のフランク・ラマースはオランダ映画を代表するおデブ俳優。『提督の艦隊』や『アンダーカバー:秘密捜査官』やそのフェリー・バウマンを主人公にした『フェリー』など主演作もあります。

というわけで、『テイクオーバー』は気軽にサクッと楽しめる良作でした。

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