何度も映像化されてきた名作の映画版
「とんび」(原作:重松清)と言えば、内野聖陽と堤真一のドラマ版がありますが、今回は瀬々敬久監督(『64-ロクヨン- 前編/後編』『護られなかった者たちへ』)がメガホンを取り映画化。
今回の阿部寛版は少し不安があった。あの長編を2時間強の尺で語れるのかと・・・観る前は不安があったけど、上手く映画として整理されていたと思う。若干、冗長に感じたし、蛇足に思えるようなエピソード(特にラストの部分)もありましたが、優しくて心温まる作品になっていたんじゃないかなと。
もうね、不器用な親父の言動がいちいち刺さるのよ。阿部寛が上手すぎる!北村匠海もイイ!
親子映画に弱いので、途中から涙が止まらずマスクもぐしょぐしょに。マスクが濡れると恥ずかしいんだよね。映画が終わった後に、マスクが乾いてないと泣いていたのがバレる(苦笑)
昭和の雰囲気が良く出ているのもナイスポイント。人情味溢れる世界観は昭和生まれとしてはノスタルジーを感じてグッとくる。イイ。
内野聖陽版は、2022年4月現在、HuleやU-NEXTで見放題配信されています。重松清の原作も素晴らしいです。
映画、ドラマ、原作。「とんび」ワールドに浸りたい気分。
価格:682円 |
おデブ情報
強いて言えば、親子で神輿をかつぐところ。
感動的で素敵なシーンなんですが、北村匠海くんの後ろにいる太目の髭おじさんに目が行って仕方がなかったので、注目して見てほしい。というか、せっかくの超感動ポイントなのに、阿部ちゃん、匠海くんを見ていなかった・・・ダメじゃん(笑)