ABOUT THE MOVIE
邦題:パリピ芸人、ロシアへ行く(2023)
原題:The Machine
製作国:アメリカ
監督:ピーター・アテンチオ
出演:バート・クライシャー、マーク・ハミル、ジミー・タトロ、イバ・バビッチ、ステファニー・カーツバ、ジェス・ガボール
上映時間:112分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★★★★】
家庭の危機に直面するコメディアン“マシーン”ことバートのもとへ疎遠になっていた父親と凶暴なマフィアの女が現れる。
公式サイト
マフィアの女は、バートの過去の過ちに対する償いとして彼をロシアに連れ去ると言い、バートは父親と共にロシアへ飛びたつことに。
若かった頃の記憶をたどりながら、かつて盗んだ物の行方を探していくが、次第に凶悪なマフィア一家の抗争に巻き込まれていってしまう。
果たして、バートと父親は盗んだ物を見つけ出し、無事に返すことができるのだろうか。
注目ポイント
⚫︎ 裸芸人バート・クライシャー主演
⚫︎ マーク・ハミルパパ
おデブな「ザ・マシーン」がロシアで大暴れ
「パリピ芸人、ロシアへ行く」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) January 24, 2024
半裸のデブ芸人バート・クライシャーがマーク・ハミルとロシアのマフィア抗争に巻き込まれるアクションコメディ。「マシーン」と呼称された伝説の男も今やデブ。
連呼される「雄っぱい」
しっかりしろバート。自分らしく裸になって戦え!みたいな。ユルいけど楽しい! pic.twitter.com/acq6RGlIeU
「ザ・マシーン」の異名をとる上半身裸がトレードマークのコメディアン、バート・クライシャー主演のアクションコメディ。
昔、ロシアに留学した際に犯罪組織と関係を持ち、列車強盗を働き懐中時計を盗んだ過去があるバート。20年後、時計を盗まれた男(マフィア)の娘が突然現れ、バートと彼の父親は誘拐されロシアに連行されてしまいます。時計を探さなければ、家族に危険が・・・というお話。
バートが体験した実話がもとになっているらしい!?
で、若い頃にロシアで列車強盗を働き、今でも「ザ・マシーン」として伝説の男になっている彼が、20年後にロシアに戻ることになるわけです。
今や太って出っ腹で胸のあるバートを見て、ロシア人たちは皆口をそろえて、
「伝説の男に乳があるぞ」
「太ってて乳もデカい」
と、しつこくバートの胸に言及するセリフが連呼されるので、もういいだろって思うのですが、まぁいいです。
そういうの好きなので(笑)
で、バートと言えば、上半身裸です。
みんなそれは分かっていますし、バートが脱ぐのも分かっています。
でも、すぐには脱ぎません。
家族の危機、父の危機を前に、バートが自分の殻を破る=上半身裸になるという流れなんです。
自分らしさ(上半身裸)を出すことで、バートはパワーアップ!
いや、別にスーパーパワーが発揮されるわけじゃなくて、自信が付く的な感じです。
かなり後半になってからですが、殻を破ったバートは、マフィアとガチバトルします。
このあたり、『キアヌ』の監督らしくアクション演出が良くできてると思いました。基本的にはユルユルのスラップスティックコメディなノリなのですが、見た目にチープさはなく、しっかり作られている印象を受けました。
そこそこ楽しめる作品だと思います。
更に、本作で言及しておきたいポイントが二つあります。
まず、マーク・ハミルがバートの父親役で出演していること。
あのルーク・ウカイウォーカーが出演して、バート・クライシャーと共演してるなんて事件ですよ。楽しそうに演じていました。別に父と息子の感動ストーリーとかはないんですが、マークが出てるだけでちょっとお得感がありますよね。
そして、マフィア女イリーナ(イバ・バビッチ)です。
彼女がとっても良い味出してるんですよ。バートとイリーナの関係に注目しながら観てほしいです。本格アクションシーンもありますし、本作の注目ポイントのひとつだと思います。
パリピ芸人、ロシアへ行くバート・クライシャー
バート・クライシャー
名前:Bert Kreischer
生年月日:1972年11月3日
出身地:アメリカ フロリダ州タンパ
職業:スタンドアップコメディアン
<主な出演作>
『パリピ芸人、ロシアへ行く』
【Netflix】
『バート・クライシャーのシークレットタイム』
『バート・クライシャーのどんちゃん騒ぎ』
『バート・クライシャーの俺のキャビンへようこそ!』
『バート・クライシャーの俺はビッグボーイ』
バートクライシャーは、スタンダップコメディアンとして有名で、アメリカではお茶の間の人気もの。
日本ではあまり知られていないですが、Netflixで彼の数々のショーを見ることができます。どれも面白いのでオススメです。
映画はあまり出てなくて、本作がまさかの初主演作。
これを機にお茶の間の大スターが映画界に殴り込みをかけるかは分かりませんが、そこそこ楽しめる作品だったと思います。
バートの次回作を楽しみに待ちたいと思います。