ABOUT THE MOVIE
邦題:シン・仮面ライダー(2023)
製作国:日本
監督:庵野秀明
脚本:庵野秀明
原作:石ノ森章太郎
出演:池松壮亮、浜辺美波、柄本佑、塚本晋也、手塚とおる、松尾スズキ、森山未來、西野七瀬
上映時間:121分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
予告編
【シネちゃぶ度:★☆☆☆☆】
歪だけど、カッコイイ
「シン・仮面ライダー」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) March 21, 2023
シンゴジ&シンウルを手がけた樋口真嗣監督に代わり、遂に庵野秀明がメガホンを取ったらマニアックな作りに。魅力のないキャラ(特に豊&工の扱い)や説明台詞だらけでコレじゃない感はあるものの、やたらカッコいいのは確か。旧作に思い入れがない人は置いてくぞという作風。 pic.twitter.com/PcXu42rAgz
仮面ライダーについては実は予備知識ゼロ。
ナッシング。
一切見たことないんです。
本郷猛、緑川ルリ子、一文字隼人という名前は聞いたことあるけど、誰が仮面ライダーでどういう人物かは全く知りませんでした。『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』は、それほど旧作に思い入れはなかったものの楽しめました。今回のライダーも少し期待して観たのですが・・・なんだか分からないことが多すぎて上手くハマれず。
おそらく昭和ライダーや平成ライダーに思い入れがある人には刺さる演出や台詞が散りばめられているのだろうというのは何となく分かりました。ライダー世代には思いっきりぶっ刺さるのかもしれない。意味深な描写、飛び交う専門用語らしきワード、感情を見せないキャラクターたち。
分かる人が分かればいいというスタンスで作ってる?
凄く歪な作り。
怒涛のアクション大連発の前半は勢いがあって、ウォーーっ!って楽しく見ていたら、後半から目に見えて失速。シーンのぶつ切り感もあって、最後まで感情移入できず。
これもおそらくですが、旧作を意識して敢えてこのような演出をしている気がしました。映画の出来云々ではなく、こだわりのある映像や演出を楽しむタイプの作品。
でも、やたらカッコいい!!
なんだか分からないけどカッコいい。置いてけぼりは喰らいましたが、クセになりそうな変な魅力があるのは確か。
一文字隼人役の柄本佑!
カッコ良すぎだろ。ひとりで美味しい所を持って行った感。
緑川ルリ子役の浜辺美波。
ひとり、彼女だけオーラ出まくりなのはなぜなんですかね。この庵野ワールドに上手くマッチしたってことでしょうか。敢えて話し方や振る舞いも綾波レイを狙ってる感ありありで面白かったです。
全体的に庵野秀明節が炸裂しまくり。その点でつまらなくはなかったです。
おデブはいる?
おデブはいません。