『search／#サーチ2』ソニピク謎試写

予告編＆あらすじ

【シネちゃぶ度：★★☆☆☆】

ロサンゼルスから遠く離れた南米・コロンビアを旅行中に突然消息を絶った母。デジタルネイティブ世代である高校生の娘ジューンは、検索サイトや代行サービス、SNSなど使い慣れたサイトやアプリを駆使して母の捜索を試みる。スマホの位置情報や監視カメラ、銀行の出入金記録など、人々の行動・生活がデジタル上で記録されている現代、母を見つけることは簡単と思われたが、一向に行方をつかむことができない。そればかりか、不可解な出来事はすぐさまSNSで拡散され、憶測ばかりが広がっていく。不確かな情報に翻弄されながらも、真相をつかもうとするジューンだったが……。

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ソニピク謎試写

実は来てました😊

映画は「search／#サーチ2」！！
前作に劣らない面白さ！！#ソニピク謎試写 pic.twitter.com/6rWXW3km2V

— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) March 2, 2023

ソニピク謎試写（３月２日）にて鑑賞。

上映されたのは『search／#サーチ2』（4月14日公開）でした！

何が上映されるか分からないスニークプレビューってドキドキが凄い。会場全体が妙にソワソワした雰囲気の中、遂に上映スタート！

映画が始まってから数分はまだ何の映画か分からなくて、え？なんか不穏な雰囲気だな。ホラーか？サスペンスか？みたいな。

最近の映画はタイトルがエンドロールまで出ないことが多いですが、本作もそうでした。なので、謎試写に参加した方はタイトルが分からないまま観た人も多かったんじゃないでしょうか。

本作の原題は『Missing』。

『search』の続編が全米で話題になっていたのは知っていたので、これだな！ってピンと来て、最後に邦題が出るまで『missing/ミッシング』ってタイトルかな～とか思いながら観ていました。

ソニピク作品という事で、直近では『オットーという男』や『シング・フォー・ミー・ライル』とも思いましたが、既に試写会を行っていたから違うだろうなと。

あの傑作『スパイダーマン：スパイダーバース』の続編『スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース』という噂もありましたが、これもちょっと違いそう。

となると、『missing』かアダム・ドライバーの『65』あたりかなとあたりを付けていました。

こういう楽しみ方ができるのがスニークプレビューの面白さですね。

行方不明の母親を探せ！

『search／#サーチ2』は『search／サーチ』と同様、全編デジタルデバイス上で展開するサスペンススリラーで、前作に負けず劣らず素晴らしい出来でした。

シリーズ第2弾ですが、話に繋がりはないので、本作から鑑賞しても全く問題なし。

前作は失踪した娘を父親が探す話でしたが、今回は高校生ジューンが行方不明の母親を探す話。いまどき高校生なので、前作のお父さんと違ってPCやスマホの扱いが超上手い。素早く情報を入手し、オンライン上で見知らぬ人にも助けを求め、母親の足跡を追いかけ続けます。

そのスピード感がハンパない！

矢継ぎ早に飛び込んでくる情報量に自分の脳が追い付かないレベル。必死に付いていきつつ、PC画面上に溢れかえる情報に興奮。次第に見えて来る真相にドキドキが止まらない！

散りばめられたヒントの数々、見事な伏線回収、ツイストかまして一気に状況が一変するストーリーテリングの上手さ。

マジで面白い！！

これはぜひとも3作目も製作して欲しいです。

おデブはいる？

おデブはいません。

ただ、中盤、ジューンがオンラインで雇うコロンビア人のハビが良い味出していて良かったです。

ジューンに協力的で、母親探しを手伝ってくれるめちゃくちゃ渋いイケオジ。彼個人のちょっとしたストーリーもあるので、注目です。

演じるヨアキム・デ・アルメイダは、『今そこにある危機』などのポルトガル俳優。