ABOUT THE MOVIE
邦題:スクロール(2023)
製作国:日本
監督:清水康彦
原作:橋爪駿
出演:北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音、忍成修吾
上映時間:120分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
予告編&あらすじ
シネちゃぶ度:★☆☆☆☆
学生時代に友だちだった〈僕〉とユウスケのもとに、友人の森が自殺したという報せが届く。就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか自分を保っていた〈僕〉と、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。森の死をきっかけに“生きること・愛すること”を見つめ直す二人に、〈僕〉の書き込みに共鳴し特別な自分になりたい願う〈私〉と、ユウスケとの結婚がからっぽな心を満たしてくれると信じる菜穂の時間が交錯していく。青春の出口に立った4人が見つけた、きらめく明日への入口とは──?
公式サイト
橋爪駿輝の小説「スクロール」の映画化
「スクロール」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) February 7, 2023
厳しい現実に生きる4人の若者が自分の人生を見つめ直すお話。演出的な問題が散見されるのと原作のテーマを十分に落とし込めてないせいか内容が伝わりにくい。社会は自分自身なので、幸せを追求するのも自分次第。リアルにもがく彼らに共感する部分は多かったけど。忍成省吾が忍成省吾。 pic.twitter.com/segM7Kjjjx
冒頭10分の長回しから混乱。
やけに長いな…。
となるのですが、この時点では意味が分からなくて、本編を観るうちに分かってきます。
内容は「僕」「ユウスケ」「僕とユウスケ」「私」「菜穂」などと章立てして進むのですが、観る人によって共感できるキャラが異なるかもしれません。非常に地味で陰鬱とした内容&ツッコミどころが多い作品ですが、人生について考えさせられるテーマを持っており、刺さるセリフもありました。
原作を読んでいればもう少し楽しめたかもしれないなと思いつつ鑑賞していました。映画だけでは分からない部分が多かった印象です。
「僕」のパワハラ上司役の忍成省吾は、安心安定の忍成省吾。
敢えてこの手の悪役をよく演じているのか、オファーが悪役しか来ないのか分かりませんが、この手の役柄を演じさせたら右に出る者はいないんじゃないでしょうか。素晴らしいです。
「忍成修吾が出て来ると、善人役でも悪役だと思ってしまう問題」があるんですけどね(笑)
おデブはいる?
おデブはいません。