★★★★☆ 映画

『サイコ・ウォード 封鎖病棟 ~絶体絶命~』見所はおデブ殺人鬼!

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『サイコ・ウォード』アイキャッチ画像

ABOUT THE MOVIE

邦題:サイコ・ウォード 封鎖病棟 ~絶体絶命~(2007)
原題:Psycho Ward
製作国:カナダ
監督:パトリック・マクブリアティ
出演:ジャクリーヌ・ベッツ、リアム・カード、ボビー・ホーバツ、ティム・クラーク、サンディ・レイ、ジム・コスメンコ

シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

あらすじ

死。それだけが、ここから逃れる唯一の方法だった…。

封鎖されたサイコ施設に隠された、恐ろしい噂…。
決して踏み入れてはいけない場所に自ずから侵入した撮影クルー。
三人のサイコ・キラーと犯罪心理学者チームとの、息のつけない心理合戦!
果たして生き残るのはどちらか?!戦慄の夜が明ける頃、この戦いに決着がつく…。
学者であるリーダーを筆頭に、それぞれキャラクターの強い登場人物たちが、
1人そしてまた1人、様々な方法で殺されていく…。
残虐非道な殺戮シーンの描写は全てが目を覆いたくなるほど。
最後の最後まで目が離せないストーリー展開!
カナダで公開され話題となった本作は、
アメリカで「ソウ」シリーズや「DEAD ISLAND」(2015年公開予定)を手掛ける
LIONSGATEが買付け、北米でも話題となった!
「アンダーグラウンド」「ザ・ウォード」に
続く、今最も熱いソリッド・シチュエーション・ショッキングスリラージャンル作品!!

サイコ・ウォード 封鎖病棟~絶体絶命~

おデブ殺人鬼が唯一の見所

Amazonプライムビデオで視聴。

あらすじには「三人のサイコ・キラーとの心理合戦!」とか書かれていますが、違います。そのうちのひとり、ダレル・クームスというマスクを被ったおデブ囚人が襲い掛かってくるだけです。「残虐非道な殺戮シーンの描写は全てが目を覆いたくなるほど」とありますが、違います。ゴアシーンはしっかり見せてくれません。

内容は、若者達が曰く付きの場所を訪れたら殺人鬼がいて殺されまくるというよくあるスラッシャーものです。脚本も演技も驚くほどチープな出来。この手のジャンルはゴアシーンがしっかりしていれば全てが許容できたりするケースもあるのですが、殺戮シーンをちゃんと見せないのでそれもなし。おデブ殺人鬼くんは捕まえた若者をテーブルに縛り付けて残酷に殺害するのですが、その「残酷に」の部分は見せません。

映像もまるでホームビデオで撮ったかのようなクオリティだったり、セットも予算がない中で作ったようなものだったりします。

じゃあ、何を楽しめばいいの?


ポイント

ズバリ!おデブ殺人鬼くん自身ですよ(笑)


デカイです。太い指が可愛い!

おデブ好きなら最後まで鑑賞できるレベルという感じでしょうか。のっしのっしと歩く姿が可愛らしいですが、逃げ回る若者を先回りして捕まえるとか、意外と俊敏さを見せたりもします。あれほどの巨体で襲い掛かられたらひとたまりもないですな。

殺害した後は、教会で懺悔をするダレルさん。律儀です。

奴は刑務所内を熟知してるとは言え、あんな巨体で身を潜めるのは難しいだろとか、奴に見つかっても走るの遅そうだから余裕で逃げ切れるんじゃね?とか色々ツッコミながら見るのが本作の正しい楽しみ方でしょう。

というわけで、この巨漢さんが気になるなら見ても良いかと思います。

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