ABOUT THE MOVIE
邦題:ハロウィン THE END(2022)
原題:Halloween Ends
製作国:アメリカ
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
出演:ジェイミー・リー・カーティス、アンディ・マティチャック、ロハン・キャンベル、ウィル・パットン、カイル・リチャーズ、ジェームス・ジュード・コートニー、ジュディ・グリア
上映時間:111分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★★☆☆】
殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズが再びハドンフィールドを恐怖に陥れた事件から4年が経ち、街は少しずつ平穏な日常を取り戻しつつあった。マイケルの凶刃から生き延びたローリー・ストロードは孫娘のアリソンと暮らしながら回顧録を執筆し、40年以上にわたりマイケルに囚われ続けた人生を解放しようとしていた。
しかし、暗い過去をもつ青年コーリーが、4年間、忽然と姿を消していたマイケルと遭遇したことをきっかけに、新たな恐怖が連鎖し始める。ついにローリーは、長年の因縁に決着をつけるべく、マイケルと最後の対峙を決意するー!!
公式サイト
どうした?マイケル・マイヤーズ
「ハロウィン THE END」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) April 25, 2023
どうしちゃった、ブギーマン。無双してた前作の勢いは一体。悪は伝染する?単純にマイケル・マイヤーズが住人を殺しまくって、ローリーと最終対決するだけで良かったのに…悪くはないけど、完結編としてはこれじゃない感。注目は「ハード・ターゲット」を観てるデブパパさん。 pic.twitter.com/Fj7Mf2gwZC
『ハロウィン』新3部作の完結編。
40年という長きに渡るローリー・ストロードとマイケル・マイヤーズの因縁の対決に決着が付く記念すべき最終作!
・・・のはずだったんですが、これは一体なに!?
前作から4年後。
コーリーとかいう初登場の青年が出て来るのですが、悪は伝染するとばかりにマイケルに影響を受けた彼がメインキャラなのです。冒頭から彼中心に話が進むので、え?あれ?マイケルは?ってなります。
マイケルの出番は少ないんです。
前作『ハロウィン KILLS』(2021)のようなマイケル無双はありません。
犠牲者の数も少ない。
なぜか弱体化しているマイケルさん。
みんなが観たかった無敵のマイケルさんはいずこ?
もちろん、完結編ですから、ローリーおばあちゃんvs(弱体化した)マイケルは描かれます。
そこは一応盛り上がります。
でもですよ、コーリーをメインに据えた時点で最終章として違うよなぁって思いがグルグルしている中でのラストバトルなので、どうにも納得いかないモヤモヤが残ったまま終わってしまった感じです。
うーん、この完結編にするんだったら、ムリに3部作にせず、高評価を受けた1作目の『ハロウィン』(2018)で終わらせておけば良かった気がします。
決してつまらないわけではないですが、かなりモヤる映画でした。
おデブはいる?
コーリーのお父さんロナルド(Rick Moose)が大デブさんです。
息子のことを優しく支えるパパさん。
実は、彼がジャン=クロード・ヴァン・ダムの『ハード・ターゲット』(1993)を観てるシーンが、本作で一番印象に残ったかもしれません。
ジョン・ウーが手掛けたアクション映画ですが、なぜ故にこの映画をチョイスしたんでしょうか。また観たくなりました(笑)