ABOUT THE MOVIE
邦題:グランツーリスモ(2023)
原題:Gran Turismo
製作国:アメリカ
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:デヴィッド・ハーバー、オーランド・ブルーム、アーチー・マデクウィ、ジャイモン・フンスー
上映時間:135分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★★★☆】
世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン。父親からは「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」とあきれられる日々。そんなヤンにビッグチャンスが訪れる。世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、競い合わせて選抜するプログラム「GTアカデミー」だ。プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げたひとりの男(オーランド・ブルーム)と、ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー(デヴィッド・ハーバー)、そしてバーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちがそこに集結。彼らが直面する、想像を絶するトレーニングやアクシデントの数々。不可能な夢へ向かって、それぞれの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯する中で、いよいよ運命のデビュー戦の日を迎える───。
公式サイト
注目ポイント
⚫︎ デヴィッド・ハーバーが最高 of 最高
⚫︎ とにかく熱すぎる師弟関係に涙
胸熱すぎる師弟関係に興奮必至
ソニピク試写室にて「#グランツーリスモ」鑑賞。GTゲーマーがプロレーサーになった実話!本気で夢を追う青年と彼に自身の夢を託す教官。師弟関係が胸熱すぎて後半ボロ泣き😭
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) August 29, 2023
大迫力のIMAX案件&デヴィッド・ハーバーがイケオジすぎてファン歓喜な萌えまくり案件♡#実話だから熱いグランツーリスモ pic.twitter.com/28wOO8Q7fk
上記ポストのコメントを宣伝に使用していただきました!感謝しかありません。
ありがとうございます😊
“師弟関係が胸熱すぎ”#映画GT日本最速レビュー #実話だから熱いグランツーリスモ pic.twitter.com/VJ8ewgw6Oh
— 映画『グランツーリスモ』公式 (@GTmovieJP) September 1, 2023
ソニー・ピクチャーズ エンターテインメント様からご招待いただき、先行試写会にて鑑賞。
ソニピク試写室には初めてお邪魔しましたが、ずーっとワクワクしっ放しでした。こんな貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
ちなみに、会場に向かう途中で、「虎ノ門 金刀比羅宮」があってお参りしてから行きました。
虎ノ門駅から歩いて1分ほど、オフィスの一角に鎮座しています。静かで厳かな雰囲気。金運や出世運など多くのご利益のあるパワスポらしいです。
神社好きとしては、見かけるとついつい寄ってしまいます。
しっかりお参りしつつ、映画に臨みました。
通り道に神社があると寄っちゃう人⛩️ pic.twitter.com/jusGP5kxTy
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) August 29, 2023
で、鑑賞した映画は、『グランツーリスモ』。
そう、我らがデヴィッド・ハーバー主演の映画ですよ。
いや、実質的にはプロレーサーを目指す若きプレーヤーであるヤン・マーデンボロー(アーチー・マデクウィ)が主役かもですが、ヤンのトレーナーであるジャック・ソルター(演:デヴィッド・ハーバー)も同じくらい重要な立ち位置なのです。
プレステの大ヒットゲーム「グランツーリスモ」(GT)のシムレーサーが、本物のプロレーサーになってしまったという嘘のようなホントの実話を映画化した激アツな作品です。
GTのトッププレーヤーを日産のレースチームに所属させ、プロレーサーとして育成するという前代未聞のプロジェクト「GTアカデミー」。
GTに夢中のヤンは、「ゲームばかりやらないで将来を考えろ!」と父親(ジャイモン・フンスー)に呆れられながらもゲーム三昧な日々。そんなある日、GTアカデミーからお声がかかります。レーサーになることが夢だったヤンは、プロになるために過酷な訓練に挑むことになる!
というお話。
もうめちゃくちゃ熱い展開が続くのですよ!
コーチであるジャック・ソルター(映画オリジナルキャラですが、モデルはいます)との絆が深まり、熱い師弟関係が築かれていく燃える展開。
レースシーンもいやが上にも盛り上がる。
挫折しながらも次第に実力を付けていくヤン。
後半は、熱い展開が連続して加速度的に面白さが増していくのです。
最後はめちゃくちゃ泣いてしまいました。これほど興奮して熱くなれる映画も珍しい。
完全にゲーマーな生活を送るヤンに呆れていた父親も次第にヤンのレーサーとしての活躍を応援するようになります。
ジャイモン・フンスーがフンスー史上最高レベルの味のある演技を披露しています。フンスーに泣かされたのは初めてかもしれない。フンスーに号泣!!
師弟関係、親子愛、夢を追いかける大切さ。
大迫力のレースシーンだけでなく、これらの様々なテーマを掲げた欲張り仕様。胸熱すぎて誰もが満足できる仕上がりになっていると思います。
傑作!!
夢を実現するGTアカデミー
GTアカデミーは、シムレーサー、つまりゲーム「グランツーリスモ」のプレーヤーをプロのレーサーに仕立て上げるという無謀すぎるムチャなプロジェクト。
その企画を実現させたこと自体がビックリなんですが、このプロジェクトで本当にプロレーサーとして大活躍してしまう人材を発掘してしまったというのがそもそも奇跡というか凄すぎる。
冒頭、イケオジジャックがそのシムレーサー達のコーチを依頼された時に「何かの冗談か?」って反応をするんですが、そりゃそうですわ。
とても現実的とは思えない。
それを推し進めてしまう日産マーケティング担当のダニー・ムーア(オーランド・ブルーム)も凄いし、ジャックがコーチを引き受けてヤンをプロに仕上げてしまうのも凄い。
シムレーサーは、ゲーム内のル・マンのコースを何千回もプレイしたゲーマー達だけに、コースは完璧に頭に入っており、自分なりの走り方も心得ています。もちろん、実際のレースではゲームとは比べ物にならないくらい精神的、肉体的辛さを伴うわけですし、単純に走れるようになるとは思えないですけどね。
それでも他のプロレーサーよりも優位に立てるものをシムレーサー達は持っているように思います。
ヤンのようにプロレーサーになった人は、日本人も含めて何人かいるようです。ゲーム内での経験以外にもある程度の素質はあったのでしょうが、夢のある話だと思います。
夢を諦めないって大事ですね。
超イケオジなデヴィッド・ハーバー
ジャック・ソルター役のデヴィッド・ハーバーは、『ストレンジャー・シングス』(Netflix)、『バイオレント・ナイト』などのイケオジ俳優です。
今回は若干痩せ気味なのですが、相変わらずセクシーでイイ男!
彼が演じるジャックは、プロレーサーを目指すGTアカデミー訓練生を指導するトレーナー。かつて自身も優秀なプロレーサーでしたが、ル・マンでの事故をキッカケに夢を諦めて引退した伝説のレーサーです。
彼は最初は訓練生達に全く期待していませんでしたが、実力を付けていく彼ら、特にヤンを応援するするようになっていきます。夢を諦めずに追い続けるヤンに自身の夢を託すかのように。ジャックとヤンが信頼を築いていく様が本当に熱いのです!泣ける!
デヴィッド・ハーバーみたいなセクシーイケオジに応援されたら、頑張るしかないです。超気合いが入ります。
もっと太っていたら更に最高だったのですが、そこはまぁ良しとします。
だって、デヴィッド・ハーバー史上最高にカッコいい役柄なんですもん。
レーシングスーツ姿のカッコ良さ。
惚れますぜ、マジで!
「やめてもいい。だがお前は特別だ。」
— 映画『グランツーリスモ』公式 (@GTmovieJP) September 15, 2023
不可能、無謀と言われた夢に挑み続け、
モータースポーツ界を変革した物語。
夢を持つ青年を支えるコーチを演じた#デヴィッド・ハーバー が映画を語る💬
『#グランツーリスモ』映画館で上映中🎞️#実話だから熱いグランツーリスモ pic.twitter.com/Axy9KRJnVU
ブロムカンプありがとう
ニール・ブロムカンプ監督と言えば、『第9地区』『エリジウム』のようなバリバリのSFアクション大作のイメージがあるので、まさか実話の映画化作品を手掛けるとはちょっとビックリでした。
蓋を開けてみれば、レースシーンの随所にブロムカンプらしさが炸裂していました。
ゲームとリアルレーシングの融合、エンジンの回転描写と音、順位が超分かりやすいレースシーンなど、ブロムカンプの演出力を遺憾無く発揮した描写の連続で興奮度MAX。
少し淡白な展開だったり、描写不足に感じるところもあるのですが、敢えてヤン以外の訓練生や恋人オードリーやライバルのキャパの描写を削ってヤンとジャックの師弟関係にフォーカスした作りになっているように感じました。
それがテンポを良くしていると思います。
というわけで、シムレーサーがプロレーサーになる実話を、超絶イケオジとの熱い師弟関係とともに、これ以上ないほど胸熱なエンタメ作品に仕上げたブロムカンプ監督には感謝しかないですな。
ありがとうございます!