2023年劇場鑑賞 ★★☆☆☆ おデブ俳優 映画

『渇水』太めの男にご執心なダメ母!?

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ABOUT THE MOVIE

邦題:渇水(2023)
製作国:日本
監督:高橋正弥
出演:生田斗真、磯村勇斗、山崎七海、柚穂、尾野真千子、宮藤官九郎、宮世琉弥、門脇麦、篠原篤
上映時間:100分

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シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★★☆☆☆】

日照り続きの夏、市の水道局に勤める岩切俊作(生田斗真)は、同僚の木田(磯村勇斗)とともに来る日も来る日も水道料金が滞納する家庭を訪ね、水道を停めて回っていた。妻(尾野真千子)や子供との関係もうまくいかず渇いた日々。県内全域で給水制限が発令される中、岩切は二人きりで家に残された恵子(山﨑七海)と久美子(柚穂)の幼い姉妹と出会う。父は蒸発、一人で姉妹を育てる母(門脇麦)も帰ってこない。困窮家庭にとって最後のライフラインである“水”を停めるのか否か。葛藤を抱えながらも岩切は規則に従い停水を執り行うが---。

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水道局員はつらいよ

水道料金を滞納する家庭を回りながら、容赦なく水道を止めていく水道局員の岩切(生田斗真)と同僚の木田(磯村勇斗)

水道局側からは何度も支払通知をしているし、ご家庭に足を運んでいるにもかかわらず未納のままであれば、水を止めざるを得ない。止められたら、料金を支払わない限り開栓してくれない。

家庭によってはどうしようもない事情もあるでしょうから、止める方も心苦しいし、精神的に病みそうな大変な仕事だなと。

そんな水道局員が水道を止める業務に当たる前半は人間ドラマとして深みのある展開で良かったのですが、後半失速。

後半の岩切のある行動に唐突感があるのと、どうにもスッキリしない終わり方。

前半の流れから水道料金を滞納する市民に焦点を当て、貧困層が増えつつある格差社会に鋭く斬り込んでいくような展開を期待してしまいました。少し残念。

門脇麦演じる姉妹の母親が出会う太めの男役に篠原篤

『渇水』は脇にベテラン俳優が顔をそろえているのですが、水道料金の滞納で停水対象となった家のシングルマザー役を門脇麦、その母親が出会う太めの男役を篠原篤出番5分程度が演じています。

娘二人を放置して家を空けることが多い母親が、魅力溢れる太めの男と出会ってしまいます。

彼と一緒にスイーツを食べるダメ母。

シネちゃぶ
一緒にスイーツ食べたい


そして、母は家に帰って来なくなっちゃいます。

彼に夢中になって?帰って来なくなるのは分かりみが凄いのですが、娘たちを家に置き去りにするのはダメ。

たとえ、どんなに素敵な男であってもね。

篠原篤さんは、代表作『恋人たち』や最近では『浅草スマイル』などなど、幅広く活躍する個性派おデブ俳優。

新作は、『658km、陽子の旅』(監督:熊切和嘉、主演:菊地凛子)。

篠原篤さんの出演作はU-NEXTなどで見放題配信されているので、要チェックです!

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