2023年劇場鑑賞 ★★★☆☆ 映画

『ドラえもん のび太と空の理想郷』カルト色のある異色ドラ映画

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『ドラえもん のび太と空の理想郷』

ABOUT THE MOVIE

邦題:映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023)
製作国:日本
監督:堂山卓見
脚本:古沢良太
主題歌:NiziU
声優:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、水瀬いのり、永瀬廉
上映時間:107分

公式サイト

シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★★★☆☆】

空に浮かぶ謎の三日月型の島を見つけたのび太は、ドラえもんたちと一緒にひみつ道具の飛行船「タイムツェッペリン」で、その島を目指して旅立つ。やがてたどり着いたその場所は、誰もがパーフェクトになれる夢のような楽園「パラダピア」だった。ドラえもんとのび太たちは、そこで何もかも完璧なパーフェクトネコ型ロボットのソーニャと出会い、仲良くなる。しかし、その夢のような楽園には、大きな秘密が隠されていた。

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異色ドラえもん映画

今までにないテイストのドラえもん。

誰でもパーフェクトになれるユートピアを夢見ていたのび太が、ある日それっぽい島を空に発見!あれこそ探していた理想郷だ!とドラえもんを無理やり同行させて行ってみると、そこはどう見ても怪しげなカルトな楽園〈パラダピア〉だったというお話。

観ていて凄く違和感がありました。

駄作というわけではなく、これまでのドラえもんの安定路線から外れているような感覚。『コンフィデンスマンJP』や『どうする家康』などの人気作家である古沢良太を脚本に起用したからなのかもしれませんね。

ラストの展開など、従来のドラえもん映画にはなかった新しさがありました。脚本は悪くはないです。個人の「らしさ」を尊重するテーマは熱いし、泣かせてくるんですよね。そこは上手い。

逆にドラえもん的な「らしさ」が薄くなった感。

パラダピアに行ってからの展開がちょっと怖かったというか、宗教的なメッセージ性が強すぎるのが気になったのと、いつもの大冒険カタルシスがなかったのは残念です。

俺たちのジャイアンの描き方も少し違う。活躍も少ない。物足りなさがありました。

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