ABOUT THE MOVIE
邦題:ヒトラーのための虐殺会議 (2022)
原題:Die Wannseekonferenz/THE CONFERENCE
製作国:ドイツ
監督:マッティ・ゲショネック
出演:フィリップ・ホフマイヤー、ヨハネス・アルマイヤー、マキシミリアン・ブリュックナー、フレデリック・リンケマン
上映時間:112分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★☆☆☆】
1942年1月20日正午、ドイツ・ベルリンのヴァンゼー湖畔にある大邸宅にて、ナチス親衛隊と各事務次官が国家保安部長官のラインハルト・ハイドリヒに招かれ、高官15名と秘書1名による会議が開かれた。議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」について。「最終的解決」はヨーロッパにおける1,100万ものユダヤ人を計画的に駆除する、つまり抹殺することを意味するコード名。移送、強制収容と労働、計画的殺害など様々な方策を誰一人として異論を唱えることなく議決。その時間は、たったの90分。史上最悪の会議の全貌が80年後のいま、明らかになる。
公式サイト
議題:ユダヤ人問題の最終的解決
最終的解決。
つまり、いかに効率良く計画的にユダヤ人を処理(虐殺)できるかを議論する会議。実際に行われたヴァンゼー会議の議事録をもとに製作された映画で、本編はほぼ会議シーンのみ。
あれやこれやと議論が紛糾するわけだけど、倫理的な問題への追及はなく、1,100万人もいるユダヤ人を抹殺する事が前提で、参加者全員がドイツの為になると本気で思っているのが怖い。
もちろん、人間だから精神的にダメージを受ける者たちも少なくないというセリフも出てきます。でも、ヒトラー総統による指揮下にあるわけで、お上の命令は絶対。ただ遂行するのみというわけですな。
会議は紛糾しつつも90分で終了。議論の内容は恐ろしいものの、彼らの会議の様子は、我々が普段仕事で会議をしているそれと全く変わらない。ただ上司の命令に従い、効率良く職務を遂行すべく淡々と議論するのみ。
日々会議に追われてる身としては、あ〜分かる分かる!と思う場面もあったんですが、議論の内容が普通にヤバイので、背筋ゾゾってなる感じ。
良作。
おデブはいる?
会議メンバーにちらほらいますが、取り上げるほどでもないかな。ルドルフ・ランゲ(フレデリック・リンケマン)がちょいぽちゃ?って感じでした。