ABOUT THE MOVIE
邦題:クリード 過去の逆襲(2023)
原題:Creed III
製作国:アメリカ
監督:マイケル・B・ジョーダン
出演:マイケル・B・ジョーダン、ジョナサン・メジャーズ、テッサ・トンプソン、ミラ・デイビス=ケント
上映時間:116分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★☆☆☆】
ある日、クリードの前にムショ上がりの幼馴染デイムが現れる。実は、クリードには家族同然の幼馴染を宿敵に変える誰にも言えない過ちがあったのだ。
公式サイト
ロッキーからの脱却
「クリード 過去の逆襲」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) June 8, 2023
ロッキーのいない(どこ行った?)、ある意味縛りのない設定で語られるクリード自身のお話。MBJ初メガホンという事でアニメ的な演出やら面白く観れる部分が多いものの、デイムやドラゴの使い方が微妙で深掘りが足りない。ボクシングシーンもカタルシスがない。次作に期待。 pic.twitter.com/51p63R5ny2
引退したクリード(マイケル・B・ジョーダン)の前に幼馴染デイム(ジョナサン・メジャーズ)が現れ、過去に起きた事件の復讐を誓う敵となるというお話。
アニメ好きというマイケル・B・ジョーダン初監督作という事で、ボクシングシーンなどこれまでにない面白い演出が観れたりします。
試合シーンは熱い!
ただ、やはり初メガホンだけに少し爪が甘いというか描き足りない部分が多い印象。肝心の試合シーンにカタルシスがなく、盛り上がりに欠ける部分があるのは否めない。
ロッキーを出さないことで、クリードのクリードによるクリードのためのストーリーにしたかったのでしょうけど、やはりロッキーが残した功績はデカすぎて全く言及しないのは物凄い違和感がありました。
せめて一言でも触れてくれれば良かったのですが。
一体、前作の後にロッキーに何があったのか語られないのはおかしい。観客はそれが気になるだろうし、モヤモヤ感を残してしまう結果になるわけで。
とは言え、本作のクリードvsデイムは面白く観れましたし、何にも縛られないクリード自身の物語としてスタートした感はありました。
次作もあるらしいので、このロッキーユニバースの新たな物語に期待したいなと思います。
本編終了後、『クリード SHINJIDAI』というSFアニメが突然始まります。
でも、ちょっと全編を観たくなったのは確か。
おデブはいる?
クリードのトレーニングパートナー?がおデブ。スパークリングなどのシーンや試合で顔を出しますが、その程度です。