『BLUE GIANT』ジャズの知識は不要！圧倒的高揚感に号泣！

予告編＆あらすじ

【シネちゃぶ度：★☆☆☆☆】

仙台に暮らす高校生・宮本大はジャズに魅了され、毎日ひとり河原でテナーサックスを吹き続けてきた。卒業と同時に上京した彼は、高校の同級生・玉田俊二のアパートに転がり込む。ある日、ライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈と出会った大は彼をバンドに誘い、大に感化されてドラムを始めた玉田も加わり3人組バンド「JASS」を結成。楽譜も読めずただひたすらに全力で吹いてきた大と、幼い頃からジャズに全てを捧げてきた雪祈、そして初心者の玉田は、日本最高のジャズクラブに出演して日本のジャズシーンを変えることを目標に、必死に活動を続けていく。

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夢を諦めない！

「BLUE GIANT」
常に一直線なテナーの大、天才ピアニスト雪祈、素人だけど一生懸命なドラム玉田。青い炎が駆け巡るステージに内蔵がひっくり返るほどの衝撃と感動を覚えて、全身鳥肌＆涙が止まらない。ジャズの知識は不要。夢を持つ大切さがガツンと伝わる全人類必見の傑作！

「死ぬほどカッケーな」 pic.twitter.com/qa1p4i5cFD

— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) March 14, 2023

『BLUE GIANT』を原作未読のまま鑑賞。

評判は聞いていたけど、これは！！

熱い！

とにかく熱い！！

青い炎が激しく舞い上がる熱すぎるステージに全身鳥肌が立ちまくり、自然と涙が溢れてきました。

ジャズに興味がなくても全く問題なし。

この映画を観た人は漏れなくジャズが好きになるんじゃないかと思うほどの傑作。圧巻のステージはまるでアクション映画やSF映画かのような映像表現で気分が高揚し、涙を流さずにはいられない。

これほど熱量のあるアニメーション映画も珍しく、観れば幸せになれること請け合い。全人類必見の映画かもしれない。

最近話題になった傑作アニメーション『THE FIRST SLAM DUNK』とはまた違う熱さを感じられる作品でした。スラダンのCGは素晴らしかったですが、本作のCGの出来は少し気になりましたが、とんでもなく熱くて勢いのある映画なので、そんなものは欠点にはなりません。問題なし。

『BLUE GIANT』は主人公の宮本大が「世界一のジャズプレーヤーになる」という夢に向かってひたすら突き進む姿が感動的な音楽映画。大はテナーサックスの経験もほとんどなく勢いだけで夢に邁進しているんです。

とにかく一直線。

その姿に天才ピアニスト沢辺雪祈やドラム初心者の玉田俊二も影響され、ともにライブステージで熱い演奏を繰り広げます。夢を諦めない者たちの姿が胸熱すぎて、観ている自分もステージの観客と同様に凄まじい高揚感に包まれ、自然に涙が溢れていました。

夢を持つ大切さがビシビシ伝わる大傑作！

何度でも観たい。

そして、原作も読みたい。

おデブはいる？

おデブなキャラはいません。

でも、超オススメ映画です！