ABOUT THE MOVIE
邦題:aftersun/アフターサン(2022)
原題:Aftersun
製作国:イギリス、アメリカ
監督:シャーロット・ウェルズ
出演:ポール・メスカル、フランキー・コリオ、セリア・ロルソン=ホール
上映時間:101分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★☆☆☆】
思春期真っただ中、 11歳のソフィ(フランキー・コリオ)は、 離れて暮らす若き父・カラム(ポール・メスカル)とトルコのひなびたリゾート地にやってきた。
輝く太陽の下、カラムが入手した ビデオカメラを互いに向け合い、親密な時間をともにする。
20年後、カラムと同じ年齢になった ソフィ(セリア・ロールソン・ホール)は、 ローファイな映像のなかに大好きだった父の、当時は知らなかった一面を見出してゆく••••。
公式サイト
あの頃の父に思いを馳せる
「aftersun アフターサン」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) June 2, 2023
大切な夏の思い出。父と同じ歳になった娘が11歳の時のビデオを見て父に思いを馳せる。あの頃の父の心境は分からないけど確実に愛が存在していたのは分かる。説明を省き観る者に解釈を委ねつつ、その人個人の記憶にまでぶっ刺さってくる作りが上手い。ブラーのTenderに鳥肌。 pic.twitter.com/E2Aq43qK8w
父との大切な思い出となった11歳の夏休み。あの時の父と同じ31歳になった娘が、ビデオを見ながら父に思いを馳せる映画。
あの時、父が何を考えていたのか、何を悩んでいたのか、何を恐れていたのか、それは当時も大人になった今もハッキリとは分からない。
でも、父の愛だけは分かる。
観る者の記憶にリンクして懐かしさすら感じさせる内容で、多くを語らないその余白を我々ひとりひとりが埋めていくような作りになっているのが面白い。長編初監督作品とは思えないシャーロット・ウェルズの演出にビックリ。
音楽の使い方も秀逸🎵
ラストは切なさ全開だったのですが、観る人によって捉え方が変わるかもしれません。
観客に解釈を委ねる系なので退屈に感じてしまう人もいると思いますが、良作だと思います。
おデブはいる?
ソフィが少しぽっちゃりしているマイケルという男の子とキスするシーンがありますが、それぐらいでしょうか。