2023年劇場鑑賞 ★★★☆☆ 映画

『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』悪役設定と大人たちのセリフに違和感

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ABOUT THE MOVIE

邦題:しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~(2023)
製作国:日本
監督:大根仁
出演:小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ、真柴摩利、松坂桃李、鈴木もぐら
主題歌:サンボマスター
上映時間:93分

公式サイト

シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★★★☆☆】

ノストラダムスの隣町に住むヌスットラダマスはある予言を残していた。

「20と23が並ぶ年に天から二つの光が降るであろう。一つは暗黒の光、もう一つは小さな白い光…やがて暗黒の光は強大な力を持ち、平和をごっつ乱し、世界にめっちゃ混乱を招くことになるんやでえ」

そして2023年、宇宙から二つの光が接近。夕飯を待ちわびるしんのすけに白い光が命中する。体にみなぎる不思議なパワー。「お尻が…お尻がアツいゾ…」力を込めるとおもちゃがフワフワと宙に浮いた!エスパーしんのすけ誕生の瞬間である。

一方、黒い光を浴び、暗黒のエスパーとなった男の名は(ひ)(り)(や) (みつる)。バイトは上手くいかず、推しのアイドルは結婚、さらには暴行犯に間違われ警察に追われていた彼は、力を手に入れたことでこの世界への復讐を誓う。

世界の破滅を望む非理谷 VS しんのすけ。
“すべてが、しん次元”なちょー超能力大決戦が今、幕を開ける!
この夏、絶望に立ち向かうしんのすけの放つ光に、胸と尻がアツくなる──

公式サイト

初の3D CGしんちゃんだけど…

クレしん映画初の3D CG作品。

宇宙から謎の光が降り注ぎ、しんのすけと社会的弱者である非理谷充(ひりやみつる)が超能力をゲットします。

善のしんのすけvs悪の非理谷ってわけです。

これまでの2D作品では表現できなかったダイナミックなアクションに興奮!迫力たっぷりでめちゃくちゃ楽しかったです。

特に巨大カンタムロボ戦には燃える!

今回は風間君たちによるカスカベ防衛隊の出番はなく、野原一家ファイヤーな流れ。

いつも通り、みさえひろしひまわりを交えた熱いファイヤーな展開になるわけですが、今回はラストに違和感を覚えました。

クライマックスの非理谷充に対する野原ひろしのセリフに違和感。中盤の幼稚園の立て籠もり事件を含めて、今回のクレしんはどこか違和感を感じさせるものがあって、素直に楽しめなかったところがあります。

そもそも、非理谷くんのようなキャラは、クレしん映画では珍しいタイプかも。しんのすけのギャグで中和できないほど辛い境遇のキャラですし、行動が過激。

他のサイトで書かれているので詳細は省きますが、楽しい作品だけにちょっと(かなり?)違和感を残す内容になっていました。

あまり社会派に傾倒するような内容にはせず、キレのあるギャグと家族愛で楽しませてくれるクレしんであって欲しいなと。

主題歌は、サンボマスターの「Future is Yours」。良い曲だと思います。

おデブはいる?

国際エスパー調整委員会の池袋教授が太目。

空気階段の鈴木もぐらさんが声を担当しています。

ちなみに、ヌスットラダマス2世の声は、水川かたまりさんです。

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