ABOUT THE MOVIE
邦題:エクソシスト 信じる者(2023)
原題:The Exorcist: Believer
製作国:アメリカ
監督:デビッド・ゴードン・グリーン
出演:レスリー・オドム・Jr.、アン・ダウド、ジェニファー・ネトルズ、ノーバート・レオ・バッツ、ダニー・マッカーシー
上映時間:111分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★★☆☆】
ヴィクターは12年前に妻を亡くして以来、1人で娘のアンジェラを育てている。
公式サイト
ある日、アンジェラと親友のキャサリンが森へ出かけたきり行方不明となるが、3日後に無事保護される。しかし、その日から彼女たちの様子がどこかおかしい。突然暴れ出し、叫び、自傷行為を行うなど常軌を逸した行動を繰り返す2人・・・。
ヴィクターはかつて憑依を目撃した経験者クリス・マクニールに助けを求め、悪魔祓いの儀式を始めるが、それは想像を絶する危険な試みだった。懸命に見守る親達を嘲笑い悪魔は問いかける。
1人は生き残り、1人は死ぬ。どちらかを選べと――。
アモルト神父を呼んでください
「エクソシスト 信じる者」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) December 15, 2023
二人の少女に取り憑いた悪魔。でもエクソシストが頼りにならない。なら俺達(隣人とか看護師とか)だけで悪魔を倒すぜ!倒し方分からんけど!って話。エクソシスト感が薄く普通のオカルトホラーな印象。アンジェラに比重が置かれてキャサリン側の描写が希薄。次作に期待。 pic.twitter.com/NUWViTIP82
オカルト映画の金字塔『エクソシスト』の正統な続編。
今回、様々な人が悪魔祓いに関わります。無神論者のアンジェラパパ、信心深いキャサリン家族。
資格とかないし倒し方も分からんけど、俺たちだけで悪魔を倒すぜ!
みたいな行き当たりばったりな展開。
というより、肝心の祓魔師が役立たずなので、エクソシストが不在なエクソシスト映画という感じです。
そんな寄せ集めチームで悪魔さん(かなり強い!)に挑むのですが、そりゃコテンパンにされますよ。悲惨な結果になりつつも、一旦勝つんですけどね。
『ヴァチカンのエクソシスト』のガブリエーレ・アモルト神父を呼びたくなります。
オマージュという点でも、『ヴァチカン』の方がリスペクト感が強かった気がします。
全体的に悪くはないのですが、どうにも消化不良。3部作という話ですので、まずは続編『The Exorcist: Deceiver』で持ち直して欲しいです。
あと、本作にはアンというとても魅力的な看護師さんが登場するのですが、人物の掘り下げ不足で非常に勿体無い気がしました。こちらも、次作以降に続投するなら、しっかりと描写していただきたいです。
おデブはいる?
アンジェラパパことヴィクターの友人スチュアート(ダニー・マッカーシー)がおデブ。寄せ集めチームにも参戦するので、最後まで出てきます。