ヴィンセント・ドノフリオについて
INFORMATION
ヴィンセント・ドノフリオ
Vincent D'Onofrio
1959年6月30日 生まれ ニューヨーク市ブルックリン出身
代表作は『フルメタル・ジャケット』『メン・イン・ブラック』『ザ・セル』『マグニフィセント・セブン』『ジュラシック・ワールド』『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』『Marvel デアデビル』など。
【Wikipedia】
ヴィンセント・ドノフリオ
【IMDb】
Vincent D'Onofrio
ヴィンセント・ドノフリオは『フルメタル・ジャケット』(1987)で”微笑みデブ”として注目されたおデブ俳優。『メン・イン・ブラック』(1997)のエイリアン役や『ザ・セル』(2000)の連続殺人犯役で強烈な印象を残しつつ、近年は体重増加で巨体を活かした役も増えてきている個性派俳優です。
様々な役柄を演じているので、「まさか微笑みデブの人が演じてるとは思わなかった!」と言われることもしばしば。役者冥利に尽きるという感じでしょうか。
その後、友人のイーサン・ホークと何本も共演しつつ、ドラマ『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』のロバート・ゴーレン役でブレイク。最近では『ジュラシック・ワールド』(2015)の悪役も記憶に新しいですが、やはり何と言っても彼の名を一躍世界に広めたのは『デアデビル』のウィルソン・フィスク役でしょう。最高のヴィランでした。
ヴィンセント・ドノフリオの愛娘レイラ・ジョージが、あのショーン・ペンと2020年に結婚しましたが(30歳の年の差婚!)、レイラが2021年に離婚申請し、2022年に離婚成立。なんだかなーみたいな。
ドノフリオはホッと一安心?
オススメ①『フルメタル・ジャケット』
ヴィンセント・ドノフリオを語る上で、このベトナム戦争を題材にしたスタンリー・キューブリック監督の傑作戦争映画を外すわけにはいきません。
ドノフリオの代表作と言えば、間違いなく本作でしょう。”微笑みデブ”というパワーワードが誕生したのも彼のおかげであり、本作が有名になったのも彼のおかげかもしれない。それぐらい強烈な印象を残す役柄でした。ハートマン軍曹に罵声を浴びせられ、仲間の足を引っ張る太ったレナード・ローレンス二等兵が、次第に精神的におかしくなっていく様を鬼気迫る演技で魅せてくれます。
ドノフリオはローレンス二等兵役を演じる為に、シャンクフード食べまくって31キロも増量するという驚異の役作りで挑んでいます。当時は役の為に増やした体重の世界記録だったらしいですが、今でも破られていないのでしょうか。とにかく凄すぎます。
一度体重は落としたんですが、どんどん太って今やおデブ俳優の仲間入りです。
オススメ②『デアデビル』
『デアデビル』は、盲目のスーパーヒーローであるマット・マードックが活躍するマーベル作品。ヴィンセント・ドノフリオは、デアデビルの最強ヴィランであるウィルソン・フィスク(キングピン)役。スパイダーマンの宿敵としても有名なニューヨークの裏社会を牛耳る凶悪な巨漢。このドラマシリーズでは、そんな凶暴な姿を描きつつも、ヴァネッサに恋するちょっとロマンチックな面も見せてくれたり、せっせとお料理する姿もとってもキュート。
強面だけど可愛いのです!
キングピン vs パニッシャー!
シーズン3のデアデビルとのラストバトルはマーベル史上最高に燃えるシーンと言ってもいいかもしれない。そして、巨漢フィスクはなんとMCUドラマの『ホークアイ』に登場!ファンを喜ばせてくれました。『ホークアイ』に出て来たエコーを主人公にしたMCUドラマ『エコー』にも登場することが決定していますので、今後のフィスクさんもまだまだ楽しめそうです。
オススメ③『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』
『LAW & ORDER:犯罪心理捜査班』(LAW & ORDER クリミナル・インテント)は、人気ドラマ『LAW & ORDER』のスピンオフ作品としてスタートしたものですが、人気が出てシーズン10まで製作されました。よくできた脚本で、非常に見応えのあるドラマシリーズです。
ヴィンセント・ドノフリオは、NYPDのロバート・ゴーレン刑事役。持ち前の知性と行動力で事件の真相に迫っていく姿がマジでカッコいいのです。そして、そんなゴーレン刑事がですね、どんどん太って可愛くなっていくのですよ(笑)
シーズン10が2011年なので、『チェインド』の頃ですな。
つまり結構太ってきた頃なんですよね。
オススメ④『マグニフィセント・セブン』
『マグニフィセント・セブン』は『荒野の七人』を豪華競演でリメイクした大作西部劇。ヴィンセント・ドノフリオはメンバーの一人である髭面の太った山男ジャック・ホーン役。パワーでゴリ押しの戦い方が狂気的でとってもワイルド!トマホークを振り回して戦う姿にシビれました。声も歩き方も可愛い!
実は優しいモテモテ熊さん🐻
『マグニフィセント・セブン』予告編
おまけ(要チェック)
『チェインド』(2012)
太めの殺人鬼ロバートに母親を殺され、拉致監禁された少年ティム。ロバートに身の回りのお世話をさせられながら、ティムは9年間にも及ぶ奇妙で怪しい共同生活を強いられることになる。9年後に発覚する“真実”がなかなか衝撃的!本作はデヴィッド・リンチの娘ジェニファー・リンチの監督作です。なるほど、狂気的(笑)
ヴィンセント・ドノフリオは殺人鬼ロバート役。相変わらず圧倒的な存在感で楽しませてくれます。
こんなセクシー殺人鬼なら、一生仕えますみたいな(笑)
新作
ヴィンセント・ドノフリオの新作は、『デアデビル』の新作『Daredevil: Born Again』!!
デアデビル役のチャーリー・コックスとウィルソン・フィスク(キングピン)役のドノフリオの続投が発表されました。MCUフェーズ5の位置付けらしい。楽しみすぎます。Disney+の新シリーズとして2024年春配信予定。
Yes Mr Murdock...
— Vincent D'Onofrio (@vincentdonofrio) July 24, 2022
Marvel Studios' Daredevil: Born Again, an Original series starring Charlie Cox and Vincent D'Onofrio, streaming Spring 2024 pic.twitter.com/Yom7OKinEB