2023年劇場鑑賞 ★★★☆☆ おデブ俳優 映画

『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』麻酔科医・冬木先生も活躍!

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ABOUT THE MOVIE

邦題:劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023)
製作国:日本
監督:松木彩
出演:鈴木亮平、賀来賢人、中条あやみ、要潤、小手伸也、佐野勇斗、ジェシー、フォンチー、菜々緒、杏
上映時間:128分

公式サイト

シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★★★☆☆】

横浜のランドマークタワーで大規模な爆発事故が発生した。数千人が逃げ惑う未曾有の事態に陥る中、東京都知事直轄の救命医療チーム「TOKYO MER」のチーフドクター・喜多見は一刻も早く現場へ向かうべきだと主張するが、厚生労働大臣によって新設されたエリート集団「YOKOHAMA MER」の鴨居チーフは「安全な場所で待っていなくては、救える命も救えなくなる」と正反対の意見をぶつける。そんな中、地上70階に取り残された193名の中に、喜多見と再婚し妊娠中の千晶もいることが判明する

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燃え盛るランドマークタワーに突入せよ!

『TOKYO MER 走る緊急救命室』の劇場版。

テレビ版をリアルタイムで楽しんでいた者として、この劇場版は待ちに待ってました。

劇場公開前にテレビ放送されたSPドラマ『TOKYO MER〜隅田川ミッション〜』もしっかりチェックして劇場版に臨んだわけですが、若干、劇場版に繋がる部分もあり、またテレビシリーズを思い出すきっかけにもなって良かったです。

さて、劇場版ですが、期待を越えてきました!

テレビドラマの映画化は得てしてSPドラマレベルになりがちなのですが、これは違います。劇場版ならではの大スケールなヒューマンパニック大作な仕上がり。

面白い!!

ランドマークタワーで火災が起きてさぁ大変な、所謂スペクタクル大作な作り。ぱっと見、医療系ではあるのですが、MERの皆さんは、現場の部隊そっちのけで命を張って現場に飛び込んじゃうアクティブドクターなのです。

シネちゃぶ
待っているだけじゃ、助けられない命がある


常に危険と隣り合わせな状況の中、救命を諦めない彼らの姿に胸が熱くなるわけです。

今回は燃え盛るランドマークタワーに突入するという高難易度ミッション。必然的に救助困難な状況に陥るわけで、ハラハラ度もアップ!号泣度もアップ!

本作は韓国映画『ザ・タワー 超高層ビル大火災』など、『タワーリング・インフェルノ』系のド迫力パニック大作なジャンル。あの怒涛のスペクタクル性と医療ドラマをバランス良く描いたような作品です。

邦画としては久々に『海猿』シリーズのような迫力のある作品で嬉しくなっちゃいました。

テレビシリーズを観ていなくても十分楽しめる良作でした。

おデブな麻酔科医・冬木治郎

『TOKYO MER』は喜多見チーフ役の鈴木亮平のイケメンっぷりをこれでもかと堪能できる作品なわけですが、私の視線は小手伸也さん演じるおデブな冬木治郎先生に常に注がれてますよ、もちろん(笑)

冬木先生はMERメンバーの一人で、チーム発足以来皆を支える頼れる存在として活躍している麻酔科医。

『ドクターX』で言えば、内田有紀演じる城之内博美先生ね。

冬木治郎

優秀な麻酔科医で、穏和な性格。
チーム内で最年長なパパ的存在。
何かと暴走しがちなチームを支える癒し系。

そんな冬木先生の活躍は、劇場版でもちゃんと楽しめます。麻酔科医という超重要タスクを担う役なので活躍するのは当然なのですが、今回の舞台は燃え盛るランドマークタワーだけに、これまでとはスケールが違います。

これまで以上の超過酷な現場で救命活動に勤しむ冬木先生、マジでカッコいいです。

演じる小手伸也さんも重そうな体でキツかったのではないでしょうか。小手さんは、ここ数年、映画やドラマでよく見かけるおデブな個性派俳優。ホント、至る所に出ていて活躍目覚ましいです。

そんな小手さん演じる冬木先生の活躍がもっと見たいので、テレビドラマ『TOKYO MER』のシーズン2、もしくは映画版の続編製作をぜひともお願いしたいところ。

楽しみに待ちたいと思います。


ちなみに、テレビ版第6話は冬木先生にフォーカスした話で、彼の家庭事情なども語られる必見の回になっています。

小手さんの迫真の演技にも注目。

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