2023年劇場鑑賞 ★★☆☆☆ 映画

『月』実際に起きた障害者施設殺人事件をモチーフに描く衝撃作

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『月』アイキャッチ画像

ABOUT THE MOVIE

邦題:月(2023)
製作国:日本
監督:石井裕也
出演:宮沢りえ、磯村勇斗、長井恵里、大塚ヒロタ、笠原秀幸、板谷由夏、モロ師岡、鶴見辰吾、原日出子、高畑淳子、二階堂ふみ、オダギリジョー、遊佐亮介
上映時間:144分

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シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★★☆☆☆】

深い森の奥にある重度障害者施設。ここで新しく働くことになった堂島洋子(宮沢りえ)は“書けなくなった”元・有名作家だ。彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにするが、それを訴えても聞き入れてはもらえない。そんな世の理不尽に誰よりも憤っているのは、さとくんだった。彼の中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく――。

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宮沢りえと磯村勇斗の演技に釘付け

衝撃的。

2016年に起きた相模原市の障害者施設の殺人事件をモチーフにしたドラマ。

ニュースで流れていた以上のことが描かれている気がして戦慄が走りました。

宮沢りえ磯村勇斗も素晴らしい演技!

傑作だとは思うのですが、少し掘り下げ不足な部分も感じました。惜しい出来。

本作の犯人は、意思疎通のとれない障害者は安楽死させるべきだ。無駄なものは排除すべきだとして、恐ろしい行動を起こします。いざ彼の立場になった時、我々は何を思うのだろうか。自分たちの中にもある優生思想について考えさせられます。

大きな問題をガツンと叩き付けられる重苦しい作品でした。

おデブはいる?

オダジョーが働いてる職場の先輩がおデブ。

演じるのは、遊佐亮介さんです。


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