『マーベルズ』ちゃんと楽しいけど、あっさり感が凄い

予告編＆あらすじ

【シネちゃぶ度：★☆☆☆☆】

アベンジャーズ最強ヒーロー、キャプテン・マーベルの新たな物語。

キャプテン・マーベルとの“ある過去”の因縁から復讐を誓う謎の敵が現れる。
その狙いは、地球をはじめ彼女が守ってきたすべてを滅ぼすことだった。

最凶最悪の敵サノスを圧倒する力でも救えない危機が迫るなか、彼女を家族のように慕う敏腕エージェント〈モニカ・ランボー〉、彼女に憧れるアベンジャーズオタクの高校生ヒーロー〈ミズ・マーベル〉と、3人が入れ替わる謎の現象が発生。

これまで一人で戦ってきたキャプテン・マーベルは仲間との運命的な繋がりからチームを結成し、新たな“強さ”に目覚めていく。

公式サイト

100%楽しみたいならドラマ予習推奨

「マーベルズ」
より高く、遠く、速く！でもなく、キャラの掘り下げは手短にサクサクっと突き進むあっさり仕様。粗が目立つ脚本だけど、キャロル＆モニカ＆カマラちゃんによるスイッチングアクションが超楽しいので及第点をあげたい。ヴィランに魅力があれば良かったのだけど。オマケ映像にワクワク！ pic.twitter.com/k48vUyR1Kp

— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) November 12, 2023

『キャプテン・マーベル』の続編という位置付けなのか分かりませんが、そんな印象は受けませんでした。

『ミズ・マーベル』の続編みたいな印象もありました。

いずれにしろ、ディズニープラスで配信中の『ワンダヴィジョン』のモニカ・ランボーと「ミズ・マーベル』のカマラ・カーンがメインで出て来る時点で、予習が必要な内容になっていました。

もちろん観ていなくても理解はできるのですが、100%楽しみたいなら、ドラマ（特に『ミズ・マーベル』）を観ておいた方が良いということになります。

本作が興行的に不振なのは、それだけが理由ではない気がします。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：VOLUME 3』が大ヒットしたのは記憶に新しいですが、これは非常にクオリティが高い出来だったからでしょう。

キャロル・ダンヴァースとカマラとモニカがそれぞれの能力を駆使してワチャワチャ戦うのは観ていて楽しいのですが、物足りない感があるんですよね。ヴィランも何だか弱いです。

時間が短いせいか（105分）、どのエピソードもあっさり感が凄い。

楽しいのに、あっさり。

もったいない。

次のMCUは、2024年公開予定の『デッドプール3』。

MCUの起死回生なるか注目したい。

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