2025年劇場鑑賞 ★★★★★ おデブ俳優 映画

『ザ・エクソシズム』ラッセル・クロウの巨体を活かした名演を堪能せよ!

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「ザ・エクソシズム」アイキャッチ画像

出典:IMDb

ABOUT THE MOVIE

邦題:ザ・エクソシズム(2025)
原題:The Exorcism
製作国:アメリカ
監督:ジョシュア・ジョン・ミラー
出演:ラッセル・クロウサム・ワーシントン
上映時間:95分

公式X

シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★★★★★】

依存症に苦しむ落ち目の俳優アンソニーは、悪魔祓いが題材の新作映画で主人公の神父役を演じることに。この仕事で自身のキャリアや娘リーとの親子関係を取り戻そうと意気込むアンソニーだったが、彼にオファーが届いたのは、当初主演予定だった俳優が撮影現場で不可解な死を遂げたためだった。撮影が進むにつれて、アンソニーの様子が徐々におかしくなっていく。そんな中、監督はアンソニーが信仰にまつわる暗い過去を秘めていることを知り、そのトラウマと向きあうようアンソニーに強制する。娘リーは心身ともに追い詰められていく父を心配し寄り添おうとするが、事態はさらに悪化していく。

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注目ポイント

⚫︎ 太ラッセル・クロウ主演
⚫︎ エクソシストのオマージュ満載

巨漢ラッセルおじさん取り憑かれる

ラッセル・クロウ主演のオカルトホラー映画。

【おデブ俳優】ラッセル・クロウ(Russell Crowe)

ポスターの雰囲気からして『ヴァチカンのエクソシスト』(ヴァチクソ)と激似ですが、全く関係ない作品です。そもそも、ヴァチクソよりも前に製作された映画です。

キャッチフレーズが、

「憑りつかれたのは神父」

って、正しくは「取り憑かれたのは神父」では?とか野暮なことは言いませんが(言ってますが)、このフレーズだとどうしてもヴァチクソを想起してしまいます。

続編だと勘違いしてしまう人続出では!?

それも狙ってる?

本作はヴァチクソよりも前に「The Georgetown Project」というタイトルで製作されていたものですので、完全に別物です。

ジョージタウンと言えば、名作オカルトホラー『エクソシスト』の舞台ですが、本作の内容が悪魔祓い映画「The Georgetown Project」撮影中に起きる怪現象を描いているとか、本作の監督が『エクソシスト』でカラス神父を演じていたジェイソン・ミラーの息子ジョシュア・ジョン・ミラー(ちなみに、ゲイ)だとか、色々メタ的に楽しめる仕掛けがいっぱいだったりします。

更に『エクソシスト』にオマージュを捧げたシーンも随所に見られるので、探しながら見るのも楽しいかもしれません。

ちなみに、ミラー監督は、『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』の脚本家でもあります。あれはホラー映画の物語に入り込んでしまうというメタ的な面白さのある快作ホラーでしたが、本作にもそんな仕掛けが随所に見られて、この監督の特徴が垣間見られます。

何なら、日本ではラッセル・クロウ主演作として『ヴァチカンのエクソシスト』の次に劇場公開されたということで、図らずも続編だと思わせられてしまうメタい流れとなっていて面白い。

もう一度言いますが、続編ではありませんぞ。


で、本作は我らが太ラッセル・クロウ様主演映画ですので当然ながら超必見なのですが、彼が演じるのは神父役ではなく、”オカルトホラー映画撮影中の神父役を演じる俳優”なのです。

(紛らわしい)

内容的には、過去にトラウマを持つ俳優が再起をかけて映画撮影に挑むのですが、次第に悪魔に取り憑かれて?精神に異常をきたしていくという流れ。

本作は単なる悪魔憑き映画ではなく、過去のトラウマから酒と薬物に溺れる主人公の再起や親子愛など盛り沢山な要素を取り入れた人間ドラマの側面もあります。

主人公は謎の体調不良のせいで映画撮影にも影響してしまい、ひとり娘にも心配をかけてしまうのです。

悩み苦しむデブパパさんがまぁ可愛い。

難しい役どころですが、オスカー俳優ラッセル・クロウの本領発揮で素晴らしい演技を見せてくれるのです。

シネちゃぶ
シネちゃぶ
さすが!!


映画としては見所は多いものの纏まりのなさもあって少し面白味に欠けるのと、後半急ぎ足で雑さを感じてしまうのが残念なところ。終始画面が暗く、地味な印象も否めません。

ですが、本作は我らがラッセルおじさんの主演作です。

彼の巨体と演技をたっぷりと堪能できますので、何の問題もございませぬ。そのラッセルさんの体型ですが、かなりの分厚さがあって終始目が離せないキュートさなんですよ。本作の撮影は2019年頃ですので、『アオラレ』(2020)の頃。巨体が板に付いてきた頃でしょうか。ヴァチクソよりも太っているように見えました。

ステキ!

全裸後ろ姿がチラッと映るドキドキシーンもあり♡

ヴァチカンのエクソシスト2

悪魔祓い系ということで少し触れておきますが、待望の『ヴァチカンのエクソシスト2』については、製作に向けて少しずつ動き始めているようですので、気長に待ちましょう。

今回もそうでしたが、巨体を活かした物理攻撃が通用してしまいそうな迫力たっぷりなアモルト神父なら、どんな悪魔でも太刀打ちできそうな安心感があります。

対峙すべき悪魔はまだまだたくさんいます。

新米トマース神父とのバディアクションホラーとして、シリーズ化していただきたい。

よろしくお願いします!


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