ABOUT THE MOVIE
邦題:高野豆腐店の春(2023)
製作国:日本
監督:三原光尋
出演:藤竜也、麻生久美子、中村久美、徳井優、菅原大吉、山田雅人、日向丈、竹内都子、桂やまと、黒河内りく
上映時間:120分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★☆☆☆】
尾道の風情ある下町。その一角に店を構える高野豆腐店。父の辰雄(藤竜也)と娘の春(麻生久美子)は、毎日、陽が昇る前に工場に入り、こだわりの大豆からおいしい豆腐を二人三脚で作っている。
ある日、もともと患っている心臓の具合が良くないことを医師に告げられた辰雄は、出戻りの一人娘・春のことを心配して、昔ながらの仲間たち──理髪店の繁(徳井優)、定食屋の一歩(菅原大吉)、タクシー運転手の健介(山田雅人)、英語講師の寛太(日向丈)に協力してもらい、春の再婚相手を探すため、本人には内緒でお見合い作戦を企てる。辰雄たちが選んだイタリアンシェフ(小林且弥)と食事をすることになり、作戦は成功したようにみえたが、実は、春には交際している人がすでにいた。相手は、高野豆腐店の納品先、駅ナカのスーパーで働く道夫(桂やまと)だった。納得のいかない辰雄は春と口論になり、春は家を出ていってしまう。
そんななか、とある偶然が重なり言葉をかわすようになった、スーパーの清掃員として働くふみえ(中村久美)が、高野豆腐店を訪ねてくる。豆腐を作る日々のなか訪れた、父と娘それぞれにとっての新しい出会いの先にあるものは──。
公式サイト
昭和テイストなノスタルジーに浸れるホッコリ映画
「高野豆腐店の春」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) August 30, 2023
広島・尾道で豆腐店を営む燻し銀の藤竜也パパと美しき中年娘の麻生久美子を巡る人間模様を描いた良作。昭和テイストな味付けのベタな人情劇だけど、時々摂取して元気をもらいたくなる前向きで温かいホッコリ映画。最後は号泣😭
良い人生だったと振り返れるように幸せにならんと。 pic.twitter.com/R6wvJPtr7R
『高野豆腐店の春』の”高野”ですが、
“こうや”
ではなく、
“たかの”です。
めっちゃ「こうやとうふてん」って読んじゃいそうですが(笑)
広島県の風情のある尾道で店を構える高野豆腐店を営む職人気質の父と頑固な娘。父・辰雄の気掛かりは、娘の春が独り身であること。辰雄は春の再婚相手を探すべく、友人たちと「お見合い作戦」スタート!
って、春にとっては勝手にお見合い話を進められたら面白くないし、喧嘩して親子の関係がギクシャクしちゃいます。そんな中、辰雄はスーパーの店員ふみえと出会い、恋心を抱くようになり・・・みたいな展開。
父親と頑固な娘の親子の絆を描く感動作。
良いです。
最高です。
舞台が尾道市という昭和感満点な下町なのもポイント高し。
何もかも昭和テイストな味付けが逆に良い。優しい人情劇。
そして、職人気質の年老いた豆腐店のオヤジが、淡い恋心を抱いちゃうホッコリ展開。
老いらくの恋、大好きです。
燻し銀の藤竜也、いつまでも美しい麻生久美子。
この親子が毎朝豆腐を作り、最後に二人で豆乳を飲んでホッと一息。そんなホッコリポイントが多い作品なのです。
ラストは号泣。
6月に公開されたばかりの『オレンジ・ランプ』という良作がありましたが、『高野豆腐店の春』は同じ三原光尋監督作になります。どちらも好き!
おデブはいる?
『オレンジ・ランプ』繋がりなのか、田口智也さんがまたちょい役で出ています。
どこに出てくるかお楽しみに!