2023年劇場鑑賞 ★☆☆☆☆ 映画

『ソフト/クワイエット』一瞬たりとも逃げられないヘイトクライムの嵐

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『ソフト/クワイエット』アイキャッチ画像

出典:IMDb

ABOUT THE MOVIE

邦題:ソフト/クワイエット(2022)
原題:Soft & Quiet
製作国:アメリカ
監督:ベス・デ・アラウージョ
出演:ステファニー・エステス、オリビア・ルッカーディ、エレノア・ピエンタ、メリッサ・パウロ、シシー・リー、ジョン・ビーバース、ニナ・E・ジョーダン、ジェイデン・レビット
上映時間:92分

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シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★☆☆☆☆】

とある郊外の幼稚園に勤める教師エミリーが、「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義のグループを結成する。教会の談話室で行われた第1回の会合に集まったのは、主催者のエミリーを含む6人の女性。多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱き、有色人種や移民を毛嫌いする6人は、日頃の不満や過激な思想を共有して大いに盛り上がる。やがて彼女たちはエミリーの自宅で二次会を行うことにするが、途中立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹との激しい口論が勃発。腹の虫が治まらないエミリーらは、悪戯半分で姉妹の家を荒らすことを計画する。しかし、それは取り返しのつかない理不尽でおぞましい犯罪の始まりだった……。

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不快感MAXなヘイトクライム

おデブは出ていないので、考察などは他の映画ブログ様にお任せですが、本作を一言で表すとすれば、

「不快」

です。

でも、最後まで目が離せません。

全編ワンカット映像で、自分がまるで白人至上主義な彼女らと行動しているかのような、その場にいるかのような臨場感がある為、逃げられないヤバさがあります。

メンタルをガリガリ削られる人もいそうですが、事件の顛末が気になり最後まで釘付けになってしまうのも確か。

ヘイトむき出しのおバカなおばさん達がワチャワチャやってるだけの滑稽な映画にも見え、人種差別云々の前に誰にでも起こりうる人間の醜悪で愚かな行為の結果に胸クソが悪くなる、そんな内容でした。

自分はマイノリティ側の人間なので、現実的にあり得るシチュエーションに色々考えさせられてしまいました。

まぁ、面白い映画ではないですな。

おデブはいる?

おデブはいません。

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