ABOUT THE MOVIE
邦題:シモーヌ フランスに最も愛された政治家(2022)
原題:Simone, le voyage du siècle/Simone Veil, a Woman of the Century
製作国:フランス
監督:オリヴィエ・ダアン
出演:エルザ・ジルベルスタイン、レベッカ・マルデール、オリヴィエ・グルメ、エロディ・ブシェーズ、ジュディット・シュムラ
上映時間:140分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★☆☆☆☆】
1974年パリ、カトリック人口が多数を占め更に男性議員ばかりのフランス国会で、シモーヌ・ヴェイユ(エルザ・ジルベルスタイン)はレイプによる悲劇や違法な中絶手術の危険性、若いシングルマザーの現状を提示して「喜んで中絶する女性はいません。中絶が悲劇だと確信するには、女性に聞けば十分です」と圧倒的反対意見をはねのけ、後に彼女の名前を冠してヴェイユ法と呼ばれる中絶法を勝ち取った。1979年には女性初の欧州議会議長に選出され、大半が男性である理事たちの猛反対の中で、「女性の権利委員会」の設置を実現。女性だけではなく、移民やエイズ患者、刑務所の囚人など弱き者たちの人権のために闘い、フランス人に最も敬愛された女性政治家。その信念を貫く不屈の意志は、かつてアウシュビッツ収容所に送られ、“死の行進”、両親と兄の死を経て、それでも生き抜いた壮絶な体験に培われたものだった-。
公式サイト
強すぎる女性の姿に感動
「#シモーヌ フランスに最も愛された政治家」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) July 21, 2023
女性初の欧州議会議長となったシモーヌ・ヴェイユの生涯。政治と司法への女性参画は当時としては異例ながら、男性社会の中にグイグイ食い込んでいく様はマジでカッコいい。その原動力となった過酷なホロコースト体験も詳細に描写。良作。@FansVoiceJP pic.twitter.com/ibrQMe7SCT
かつて16歳の時にアウシュヴィッツ収容所に送られた過酷な経験のあるシモーヌ・ヴェイユが、その強烈な体験によって培われた精神力で女性初の欧州議会議長となった彼女の戦いの日々を描く感動作。
シモーヌという実在した人物の話ですが、よく知らなかったので学びが多かったです。ホロコーストを経験した彼女が差別や偏見をものともせず、徹底的に社会と戦い抜く姿に元気をもらえる作品でした。
ホロコーストの場面をかなりの尺を割いて描いていてキツいシーンがあるものの、彼女の強さの源となった辛い体験をしっかり描く事で、より彼女の凄さが伝わってくる構成になっていました。
良作。
おデブはいる?
おデブはいません。