ABOUT THE MOVIE
邦題:シャザム!~神々の怒り〜(2023)
原題:Shazam! Fury of the Gods
製作国:アメリカ
監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
出演:ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、ジャイモン・フンスー、レイチェル・ゼグラー、ルーシー・リュー、ヘレン・ミレン、ジョバン・アルマンド(子供ペドロ)、クーパー・アンドリュース(ビクター)
上映時間:130分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★★★☆】
「シャザム!」という言葉を唱えると、心は少年のまま、屈強なヒーロー・シャザムに変身できるビリー(アッシャー・エンジェル)。ほかの5人の子供たちもビリーと同じパワーを魔術師から与えられ、それぞれが好き勝手にやっていたため神々を怒らせてしまう。やがて巨大モンスターを引き連れた神々の娘たちが地球にやってきて、力を返してもらおうとビリーらに襲いかかる。
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注目ポイント
⚫︎ 子供ペドロの出番アップ!重大な告白あり!
⚫︎ 巨漢パパさんの出番アップ!
⚫︎ エンドロールにあのおデブキャラが!
見せ場てんこ盛りな面白ヒーロー映画!
「シャザム!~神々の怒り~」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) March 18, 2023
面白い!ド派手な見せ場てんこ盛りでサービス満点!ビリーが真のヒーローとして成長する超王道展開で満足度の高い良作。
デブパパさんの下着セクシーショットがあるし、子供ペドロ(確定!)のシーンが前作の何倍もあるし、更にエンドロールでおデブな「彼」まで登場♡ pic.twitter.com/gwfy9hh03Z
見た目は大人、中身は子供のスーパーヒーロー「シャザム」の活躍を描くDC最新作。
今回はヘレン・ミレン様、ルーシー・リュー姐さん、レイチェル・ゼクラー嬢の神々3姉妹 vs シャザムな子供たちの巻。前作よりもスケールがデカくなり、ドラゴンが出て来たり、ユニコーンが出て来たり、魔術師シャザムさん(ジャイモン・フンスー)の出番が増えたり、みんなが知ってるアノ人が出て来たり、とにかく楽しい。
諸々の事情で不遇な扱いを受けている本作ですが、中身は王道の超面白エンタメ超大作に仕上がっています。誰にでもオススメできる良作!
最近のマーベル作品はやたらシリアスだったり、小難しかったり、ふざけすぎていたり、少し迷走している感があるのですが、DCはシンプルに“これぞスーパーヒーロー”な映画が多い印象があります。
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』
『ピースメイカー』
『DC がんばれ!スーパーペット』
『ブラックアダム』
そして、本作『シャザム! 〜神々の怒り〜』もまさに王道のスーパーヒーローアクション映画に仕上がっており、“これが観たかった感”が凄い。良い意味で清々しく軽さのあるエンタメ超大作なのです。
製作者側が観せたかったもの、観客側が観たいと思っているものが一致している感というか、ここまでサービス満点な映画がヒットしないはずがないんですよ…。
本作のような頭空っぽにして楽しめる作品はもっと評価されるべきだと思います。
見せ場テンコ盛り、おデブも楽しめる、最初から最後までエンタメ真っしぐらな満足度の高いヒーロー映画。
それが『シャザム! 〜神々の怒り〜』!!
おデブなペドロの告白(ネタバレ)
Jovan Armand on Pedro coming out in #Shazam: Fury of the Gods! 🌈
— Shazam Updates (@ShazamNews) March 18, 2023
“He went ahead and flourished and did his thing and came out. I’m proud of the character for doing it and it’s an honor to play him. No matter what path he goes on, I’m there to support the little homie Pedro.”⚡️ pic.twitter.com/r63F3CVGBD
注目のおデブと言えば、前作から引き続き登場する寡黙なペドロ・ペーニャ君。
スーパーペドロになるとムキムキマンになりますが、今回は大人ヒーローへの変身は前半に集中していて、後半はビリー以外は子供のままだったりします。
中盤以降はずっと子供ペドロです。
途中から一人だけ変身ができなくなり、大人ヒーローたちに子供ペドロが同行するなんてシーンもあります。そんなこんなで、実はペドロの出番の方が主人公ビリーより多いんじゃないかみたいな。そんな彼が、今回は重大な告白をします。
実は前作でもそれっぽい描写が少しだけありました。スーパーペドロになった時、やけに自分の筋肉に惚れ惚れしていたり(筋トレ好き)、ストリップクラブのシーンで「興味ない」という発言をしたり。
なので、もしかしたら彼はゲイなんじゃないかと薄々感じていました。そうだったらいいなと。
本作の冒頭、皆で野球観戦をしている中、ペドロは逞しくてセクシーな野球選手のグラビアに興味津々。「あ、やっぱそうだよね!」となり、中盤の告白シーンで明らかになりました。
本作にはペドロが野球選手に会う未公開シーンがあるらしいのです。ぜひとも、Blu-rayに収録してほしいですね。
ペドロを演じるのは、ジョバン・アルマンド君22歳。『ザ・ミドル〜中流階級のフツーの幸せ』シーズン7と8にトロイ役で出演しています。
今後の活躍にも注目ですね。
ちなみに、子供ペドロの吹替声優は、かぬか光明さんです。
巨漢パパさんの出番が大幅アップ!
前作に引き続き、巨漢パパさんな里親ビクター・バスケスも登場します。
前作同様、家族揃ってのお食事シーンにホッコリさせてくれるし、パッツンパッツンでセクシーな下着姿をたっぷり披露してくれるし、なんと神々3姉妹との最終決戦場にまで奥さんと一緒に参戦!最後の最後までビリー達の戦いに立ち会います。ステキ!
シャザミリー!
It’s all. About. FAMILY! 😎⚡️ pic.twitter.com/rD0GQmmHQl
— JovanArmand (@JovanArmand) March 21, 2023
演じるクーパー・アンドリュースは、『ウォーキング・デッド』シーズン7以降にジェリー役で出演している人。斧を持ち歩く姿がカッコいいんです。太くてデカい男が斧を持ってると様になりますな。
優しい笑顔の巨漢パパさんなんて、マジで理想じゃないですか。あの熊さんみたいにデカい体に抱き付きたい感。
良き。
エンドロールにあの人が登場!(ネタバレ)
エンドロールのおまけシーンでおデブなジョン・エコノモス(演:スティーヴ・エイジー)が登場!!
ジェームズ・ガン監督の『ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結』やドラマ『ピースメイカー』のメインキャラであるジョン・エコノモスです。まぁ、観ていないと、これ誰?ってなりますが、彼の登場はビックリ&超嬉しかったです!
だって、だってですよ。
彼が登場したということは、シャザムが今後製作されるであろう『ピースメイカー2』やDCのJSA(ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)メンバーとして出て来る可能性がなくはないということじゃないですか。JSAって『ブラックアダム』に出てきたホークマンやサイクロンたちですね。
つい最近、DCスタジオの共同会長兼CEOに就任したジェームズ・ガンとピーター・サフランですが、前者は『ザ・スーサイド・スクワッド』『ピースメイカー』の監督を務め、後者は『アクアマン』『シャザム!』シリーズのプロデューサーを務めてきただけに、彼らが今後のDC作品にシャザムを登場させる可能性は残っていそうです。
『ピースメイカー』で大活躍していたおデブなジョン・エコノモスは、今回のエンドロールへの出演があったことで、今後も色んな映画に顔を出すかもしれませんね。
MCUのウォン的な立場で出てくれると嬉しいなと。
取り敢えず、『ピースメイカー2』が早く観たいゾ!
とりあえず「ピースメイカー」シーズン2の情報を早くください、ジェームズ・ガン。 pic.twitter.com/I5gCAXNgAg
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) December 15, 2022
デヴィッド・F・サンドバーグ監督
「シャザム!神々の怒り」の悪評に対するデヴィッド・F・サンドバーグ監督のコメント読んでいると辛い。これぞヒーロー映画!なめちゃ良作なので自信を持って欲しいし、ヒーローものは卒業しないで欲しい。前作「アナベル2」「ライト/オフ」のようなホラーも観たいけど。
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) March 21, 2023
あと、ちょっと可愛い😊 pic.twitter.com/Qgy5O7ioMB
監督のデヴィッド・F・サンドバーグは、『ライト/オフ』で注目され、大ヒット作『アナベル 死霊人形の誕生』でブレイク。その後、『シャザム!』の監督に大抜擢!
ホラー畑出身の人なので、『シャザム!』にもちょっと怖いシーンがあったりします。
次回作はホラーに戻ると言ってるみたいですが、ジャンルが何であれ、今後の作品にも期待大です!