ポール・ウォルター・ハウザーについて
INFORMATION
ポール・ウォルター・ハウザー
Paul Walter Hauser
1986年10月15日 生まれ アメリカ ミシガン州出身
代表作は『リチャード・ジュエル』『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』『クルエラ』『ブラック・バード』『コブラ会』など。
Paul Walter Hauser - IMDb
ポール・ウォルター・ハウザー - Wikipedia
ポール・ウォルター・ハウザー（PWH）は、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』で注目された可愛いおデブ俳優。どこか掴みどころのないちょっとおかしな役をやらせたら、右に出る者はいない稀有な個性派！
とにかくどの作品でも強烈に印象を残すので、超若手デブ俳優のなかでも一つ飛び抜けた超有望株。そんな個性を注目され、クリント・イーストウッド御大の『リチャード・ジュエル』の主演に大抜擢されるなど、まさに出世街道まっしぐら！
でっぷり太ったまん丸な愛らしい体型とコロコロ変わる豊かな表情で、見ているだけでホッコリさせてくれます。
オススメ①『リチャード・ジュエル』
クリント・イーストウッド監督がポール・ウォルター・ハウザーを主演に迎えて実話を基に映画化した必見作。1996年の五輪開催時に起きたアトランタ爆破テロ事件。太った警備員リチャード・ジュエルは不審なバッグを事前に発見して多くの人命を救った英雄となったが、一転、事件の容疑者とされてしまう。
デブが主役の作品自体が超貴重なのに、あのイーストウッドの監督作だなんて、もう「奇跡」としか言いようがない！PWHは実際のリチャード・ジュエル本人に役作りで似せた上で（体重も更に増やして）、真面目だけど不器用な役柄を大熱演！全編たっぷたぷな太ボディとまん丸な顔面アップの嵐！
爆弾犯の容疑者とされた警備員と弁護士の戦いを通して描くメディアの実態とSNS社会への警鐘。イーストウッドの手堅く抜群の安定感ある演出で非常に見応えのある傑作です。
ちなみに、『マインドハンター』『アンブレラ・アカデミー』のおデブ俳優キャメロン・ブリットンがリチャード・ジュエルを演じる『マンハント：デッドリーゲーム』というドラマシリーズもあります。
オススメ②『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』
ポール・ウォルター・ハウザーの出世作。
フィギュアスケート界を揺るがしたナンシー・ケリガン襲撃事件を基にトーニャ・ハーディングの半生を描く伝記映画。トーニャの元DV夫ジェフとその友人ショーンによって画策される最低な計画によって、彼女の人生が狂わされていきます。
PWHはダメ人間ばかり出て来る本作の中でも一際印象を残す妄想デブことショーン・エッカート役。実在の本人に似せる為、更に体重を増やして挑んでいます。この役、本当にヤバイ奴で最低で最高（笑）
本作で世界的に注目された事で、一気にPWHの知名度アップ！
本作でトーニャの元夫でショーンの友人ジェフ役をMCUのバッキーことセバスチャン・スタンが演じています。セバスチャンとPWHは私生活でも仲が良いらしく、インスタで微笑ましいショットもたくさん見せてくれています。PWHと仲が良いなんて羨ましい！
オススメ③『ブラック・バード』
実話に基づくタロン・エガートン＆ポール・ウォルター・ハウザー主演のサイコスリラー。連続殺人の容疑者ラリー・ホール（PWH）から自白を引き出す為、警官の息子ジミー・キーン（タロン君）が凶悪犯罪者向けの刑務所に潜入する！
脚本、製作総指揮はデニス・ルヘインが手掛けていて、見応え十分なドラマシリーズ。PWHはこれまた何を考えているか分からない掴みどころのない連続殺人の容疑者ラリー役を熱演。とにかく先が読めない展開で目が離せない傑作ドラマ。ジミーの父親役でレイ・リオッタが好演しています。
『ブラック・バード』はApple TV+で配信中。全6話。
オススメ④『クルエラ』
ディズニーの名作『101匹わんちゃん』に登場する悪役クルエラ・ド・ヴィル誕生秘話。
ポール・ウォルター・ハウザーは、クルエラの仲間ホーレス役。相変わらずちょっとズレた感じの役柄が良く似合う。嬉々として演じていてめちゃ可愛い！監督が『アイ，トーニャ』のクレイグ・ギレスピーなので、その繋がりで出演が決まったのでしょうか。もちろん、PWHの知名度が上がり、この手の大作にも出られるようになって来たという事でもあると思います。嬉しい限り！