2023年劇場鑑賞 ★☆☆☆☆ 映画

『ふたりのマエストロ』親子の確執によるゴタゴタの先に待つ驚きの感動

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『二人のマエストロ』アイキャッチ画像

ABOUT THE MOVIE

邦題:ふたりのマエストロ(2022)
原題:MAESTRO(S)
製作国:フランス、ベルギー
監督:ブリュノ・シッシュ
出演:イヴァン・アタル、ピエール・アルディティ、ミュウ=ミュウ、キャロリーヌ・アングラーデ、パスカル・アルビロ、ニルス・オトナン=ジラール
上映時間:88分

公式サイト

シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★☆☆☆☆】

父も息子も、指揮者の親子。父・フランソワ・デュマール(ピエール・アルディティ)は、輝かしいキャリアを誇る大ベテラン。息子のドニ・デュマール(イヴァン・アタル)は指揮者として才能を発揮し、今や飛ぶ鳥を落とす勢い。ある日、父へ一本の電話が。それは夢にまで見た世界最高峰<ミラノ・スカラ座>の音楽監督就任の依頼だった。しかし、ドニは父の偉業を素直に喜ぶことができないでいた。翌日、ドニにスカラ座の総裁から呼び出しが。なんと父への依頼は、息子への依頼の誤りだった。ドニは父に真実を伝えなければいけない苦渋の選択を迫られるーーー。

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気持ちはしっかり伝えよう

オンライン試写会で視聴。

指揮者の親子。

ある日、父に一本の電話があり、夢のミラノ・スカラ座での音楽監督就任の依頼が来ます。

マジかー!キター!!

ってウキウキはしゃぐお父さん。

でも、実はその依頼は息子への依頼の誤りだったのです。

父に真実を話せずに悩む息子。

というお話。

というか、この場合、父親に訂正の電話があってもおかしくないのですが、それだと話がそこで終わっちゃうので、まぁよしとします。

元々、父と息子は仲が良いわけではなかったので、余計息子は言いづらいわけです。二人とも頑固で本音で話せない。

伝えるべき時に伝える。言わなきゃ始まらない。どんなシチュエーションでも、言葉にしないと伝わらないし、関係性も修復しない。

言葉にして気持ち伝えることの大切が分かる映画。

頑固一徹な二人が迎える結末は、サプライズもあるとても感動的なもの。本当は予告も観ないでポスターも観ないで鑑賞すると感動が倍増する系なのですが、ちょっと難しいですね。鑑賞後は爽やかな気分になれる良作です。

本作はイスラエル映画『フットノート』のリメイク。大学教授の親子の話で、設定が違うだけでプロットはほぼ同じ。

見比べてみると面白いかもしれないです。

おデブはいる?

おデブはいません。

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