シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
ABOUT THE MOVIE
邦題:宇宙人のあいつ(2023)
製作国:日本
監督:飯塚健
出演:中村倫也、日村勇紀、伊藤沙莉、柄本時生、井上和香
上映時間:117分
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★★★★★】
家族になりますまして23年―。
人間の生態を調査しに土星から来た宇宙人は、
真田家の四兄妹の「次男・日出男」として暮らしていた。
兄弟の親代わりで女性とは無縁の長男・夢二、
DVの彼氏から離れられない長女・想乃、
高校時代の同級生から復讐される三男・詩文…
喧嘩もするが助け合う兄弟たち。
家族というものがわからない日出男は、夢二から教えてもらう。「……兄ちゃん、家族って何?」
「自分よりも、大切なものがあるってこと。」毎日一緒にご飯を食べ、働き、慌ただしい日々の中、地球を離れる日が近づいてきてしまう。
公式サイト
日出男に残された時間は、あと3日間。
人間として“やり残したこと”への日出男の奮闘が、今始まる!
真田サミットはじめます。大事な話が議題やき。
「宇宙人のあいつ」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) May 24, 2023
真田家の日出男は、23年間4兄妹の次男になりすましてきた宇宙人。地球を離れる日が3日後に迫る中、彼にはある重大なミッションがあった!というコメディ。ユルめで下らないけど、家族愛溢れるホッコリ展開に思わず微笑んでしまう優しさ全開な良作。日村さんが期待以上の好演! pic.twitter.com/XJVgRmvTSW
真田家の次男である日出男(中村倫也)は、実は宇宙人だった!というユルユルコメディ。彼にはあるミッションがあり、地球から離れる前にそれをクリアしなければならない。それは家族にとって、めちゃくちゃ重大な問題でもあったというお話。
【真田家の面々】
長男・夢二(日村勇紀)
次男・日出男(中村倫也)
長女・想乃(伊藤沙莉)
三男・詩文(柄本時生)
10年前に両親を亡くし、兄弟4人で生きて来た真田家。一家の大黒柱として家族を支えてきたおデブな夢二(女性に縁なし)、実は宇宙人の日出男、悪い男ばかりに引っかかる想乃、同級生に嫌がらせさせられる詩文。
個性的な4人のキャラ設定が面白く、何だかんだで支え合っている素敵な家族の姿にホッコリさせられます。
毎朝、家族4人で納豆かき回しながらの朝食風景がしつこいぐらい出て来るのですが、これがホッコリするんですよ。必ず朝食の場で開催される真田サミット(家族会議)も毎回笑えます(笑)
バナナマン日村が「ヤー!」、中村倫也主演作「宇宙人のあいつ」真田家ってこんな人たち(動画あり)https://t.co/VKovl0SskW#宇宙人のあいつ #中村倫也 #伊藤沙莉 #日村勇紀 #バナナマン #柄本時生 pic.twitter.com/HRLQ2dYG9I
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) May 5, 2023
そして、次男のカミングアウト(実はエイリアン)によって、過去最大の家族問題がぶち上がり、ワチャワチャ感MAXに。
取り敢えず、映画内で言及される宇宙人設定や能力についてアレコレ突っ込むのは野暮というもので、「へぇ、そうなんだ〜」って細かいことは気にせずに楽しむべし。
SF要素はほぼなく、単に次男が宇宙人だったのでワチャワチャする一家の姿を面白おかしく描いた映画。上述のように、意外とハートウォーミングな家族映画になっていますので、肩肘張らずにサクッと楽しむのが正解だと思います。
日村勇紀が好演
「宇宙人のあいつ」は日村さんがめちゃくちゃ好演してるし、ほぼ主役なので★5。 pic.twitter.com/0dCKCyQhVt
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) May 20, 2023
バナナマンの日村勇紀さんが真田家の長男役。
ほぼ主役です。
というわけで、本作はおデブ映画に認定(★5)
邦画界で大活躍している共演の俳優さん達を相手に堂々と一家の長男を演じていて、なかなかの好演!本作が優しくて温かみのある作風になったのは、間違いなく彼を起用したからでしょう。
彼にしか出せない独特の雰囲気ね。
何とも言えない空気感を醸し出すんです。
今後も日村さんの主演映画が観たい!!
映画には時々顔を出す程度ですが、主役級となると、ゾンビホラーコメディ『新選組オブ・ザ・デッド』(2015)以来になると思います。
いつかおデブ俳優として活躍目覚ましい塚地武雅さんに並ぶほどになって欲しいですな。今後の活躍に期待したいと思います。