2023年劇場鑑賞 ★★★☆☆ 映画

『金の国 水の国』人気コミック原作の良質アニメ。おデブ右大臣にも注目。

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『金の国 水の国』アイキャッチ画像

ABOUT THE MOVIE

邦題:金の国 水の国(2023)
製作国:日本
監督:渡邉こと乃
原作:岩本ナオ
音楽:エバン・コール
出演:賀来賢人、浜辺美波、神谷浩史、沢城みゆき、木村昴、茶風林
上映時間:117分

公式サイト

シネちゃぶ度チェック

★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…

予告編&あらすじ

【シネちゃぶ度:★★★☆☆】

100年断絶している2つの国。<金の国>の誰からも相手にされない“おっとり王女”サーラと、<水の国>の貧しくも家族思いの建築士・ナランバヤルは、敵国同士の身でありながら国の思惑に巻き込まれ、“偽りの夫婦”を演じることに。お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人の“やさしい嘘”は、国の未来を変えるのか――。

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人気コミックの映画化

100年以上断絶していた商業国家アルハミト(金の国)と緑豊かなバイカリ(水の国)。金の国の王女サーラと水の国の建築士ナランバヤルの出会いが両国の運命を変える!

岩本ナオ原作コミックのアニメ化。2017年の「このマンガがすごい!」で1位を獲得した人気作だとか。原作未読のまま映画を観ましたが、童話のようにシンプルで王道まっしぐらなお話に素直に感動しちゃいました。マッドハウスによるアニメーションも綺麗ですし、ナランバヤル役の賀来賢人の声がとても良かったですし、見どころ満載。

原作も読んでみたいです。

本作は勧善懲悪ものではなく、根っからの悪役キャラはいない優しくてハートウォーミングな作品。『鎌倉殿の13人』のテーマ曲でも有名なエバン・コールの音楽も良いし、刺さるセリフもいっぱい。子供から大人まで楽しめる良作アニメだと思います。

国王とおデブ祈祷師

金の国アルハミトの右大臣にピリパッパというデブキャラがいます。

彼はサーラのパパである国王ラスタバン3世から絶対的に信頼されており、かつて祈祷師として国王の頭痛を癒した事がキッカケで右大臣に任命されました。

水の国バイカリへの侵略を目論んでいたりする悪役的な描かれ方をされているものの、王にマッサージを施すシーンがあるなど、二人の間には強い絆があるんだろうなと思わせられる描写があったりします。根っから悪い人じゃない感があって気になるキャラでした。

ピリパッパの声優は茶風林さん。適役!

そのピリパッパの側近さんも可愛くて、後半に活躍が用意されているので、そこにも注目です。

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