ABOUT THE MOVIE
邦題:銀河鉄道の父(2023)
製作国:日本
監督:成島出
出演:役所広司、菅田将暉、森七菜、豊田裕大、坂井真紀、田中泯
上映時間:128分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
質屋を営む裕福な政次郎の長男に生まれた賢治は、跡取りとして大事に育てられるが、家業を「弱い者いじめ」だと断固として拒み、農業や人造宝石に夢中になって、父・政次郎と母・イチを振り回す。さらに、宗教に身を捧げると東京へ家出してしまう。 そんな中、賢治の一番の理解者である妹のトシが、当時は不治の病だった結核に倒れる。賢治はトシを励ますために、一心不乱に物語を書き続け読み聞かせる。だが、願いは叶わず、みぞれの降る日にトシは旅立ってしまう。「トシがいなければ何も書けない」と慟哭する賢治に、「私が宮沢賢治の一番の読者になる!」と、再び筆を執らせたのは政次郎だった。「物語は自分の子供だ」と打ち明ける賢治に、「それなら、お父さんの孫だ。大好きで当たり前だ」と励ます政次郎。だが、ようやく道を見つけた賢治にトシと同じ運命が降りかかる。
公式サイト
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★☆☆☆☆】
父の息子への溢れるほどの愛
「銀河鉄道の父」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) May 8, 2023
宮沢賢治の父・政次郎の視点から、彼の家族への(というか息子への)愛を丁寧に描いた心温まる感動作。賢治が人造宝石や日蓮宗にハマるエピソードは興味深かった。役者の演技も抜群。ただ、ブレブレなカメラで集中が削がれたのとモロに泣けせにくるラストに少し興醒めしたのも確か。 pic.twitter.com/eFgAaomlVs
原作未読で鑑賞。
『八日目の蝉』の成島出監督の最新作。
宮沢賢治の父である政次郎の視点で描かれる宮沢家、特に息子の賢治の物語。政次郎の賢治への愛が溢れまくりの感動作になっています。
宮沢賢治が家業を継がずに人造宝石や宗教にハマるなど奇行に走っていたのは知りませんでした。そのあたり唐突に描かれるので、賢治がそれにハマった経緯なども描いて欲しかった気がします。
そんな息子に対し、政次郎は甘やかしすぎなほど愛を注ぎ続けます。
父の溢れる愛が凄い!
役所広司や菅田将暉の素晴らしい演技のおかけで、非常に感動的。
ただ、全体的に良くまとまっているとは思いますが、原作から端折られた感があるので、2時間枠の限界を感じました。ある程度、宮沢賢治についての理解があると、より感動できるのかもしれません。
号泣しましたがw
また、ブレが激しいカメラワーク(特に前半)も気になりました。後半落ち着くので、敢えての演出なのでしょうか。
原作を読んだ上で、もう一度観たいと思います。
成島出監督作は、『八日目の蝉』や『ソロモンの偽証』などヒット作がたくさんありますが、個人的には『ちょっと今から仕事やめてくる』がお気に入りだったりします。
U-NEXTで配信されているので、気になる方は。
おデブはいる?
おデブはいません。