ABOUT THE MOVIE
邦題:ほつれる(2023)
製作国:日本
監督:加藤拓也
出演:門脇麦、田村健太郎、黒木華、染谷将太、古舘寛治、安藤聖、佐藤ケイ、秋元龍太朗
上映時間:84分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★☆☆☆☆】
綿子と夫・文則の関係は冷め切っていた。綿子は友人の紹介で知り合った木村とも頻繁に会うようになっていたが、あるとき木村は綿子の目の前で事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。心の支えとなっていた木村の死を受け入れることができないまま変わらぬ日常を過ごす綿子は、木村との思い出の地をたどっていく…。
公式サイト
門脇麦の演技に釘付け
「ほつれる」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) September 16, 2023
冷め切った夫婦。事故。不倫。共感できないし終始居心地の悪いモヤモヤ感が続くのだけど、面白い。とても映画的というか、映像や役者の演技が見事なため、台詞は最小限なのに雄弁な語り口。完全に終わってる夫婦関係が徐々にほつれていく様をじっくりと丁寧に描写していて上手い。良作。 pic.twitter.com/t21cPHL6d3
綿子と文則は、冷め切った夫婦。綿子は友人の紹介で知り合った木村と不倫していたのですが、事故で帰らぬ人に。
仮面夫婦というか、互いに気を遣いながらギクシャクした生活を送る様をじっくり描きながら、夫婦関係が少しずつほつれていく様を繊細に描いた秀作。
気の休まらない相手と日々過ごすのって物凄く苦痛だろうに・・・なのに、何となく離れないように互いに気を遣いながら歪な生活を送っている二人。互いを不幸にしているだけ。
でも、なかなかほつれない。
誰にも共感できないお話なのですが、とても描写が繊細で最後まで楽しませてくれる脚本でした。
門脇麦など役者の演技がまぁ凄い。
引きつけられますぞ。
おデブはいる?
おデブはいません。