ABOUT THE MOVIE
邦題：ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り（2023）
原題：Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves
製作国：アメリカ
監督：ジョン・フランシス・デイリー、ジョナサン・ゴールドスタイン
出演：クリス・パイン、ミシェル・ロドリゲス、ジャスティス・スミス、ソフィア・リリス、ヒュー・グラント、レゲ＝ジャン・ペイジ、クロエ・コールマン、デイジー・ヘッド
上映時間：134分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★：おデブが主役／完全なる癒し！
★★★★☆：おデブが準主役／大活躍！
★★★☆☆：おデブが脇役
★★☆☆☆：おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆：全然いない…
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編＆あらすじ
【シネちゃぶ度：★★☆☆☆】
さまざまな種族やモンスターが生息する世界、フォーゴトン・レルム。盗賊のエドガンと相棒の戦士ホルガは、ある目的のために旅に出る。これまでにもさまざまな修羅場をくぐり抜けてきた彼らだったが、今回の冒険は一筋縄ではいきそうにない。そこで、魔法使いサイモンとドルイドのドリック、聖騎士のゼンクを仲間に加え、パーティを組む。ダンジョンに立ちはだかる困難や手ごわい敵の数々、そして高難度のクエストを乗り越えていくうちに、彼らは全世界を脅かす巨大な悪の陰謀に対峙することになる。
映画.com
注目ポイント
⚫︎ 中盤のデブドラゴン
⚫︎ ミシェル・ロドリゲス史上最高映画かも！？
全方位隙なしの面白エンタメ大作！
「ダンジョンズ＆ドラゴンズ アウトローたちの誇り」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) April 5, 2023
RPGでクエスト（サブクエ含む）をクリアしていくっぽい展開。ファンタジーアクション映画として面白要素を詰めに詰め込んでるのにバランスが絶妙すぎる。全く飽きさせず、終始「楽しい」しかない。紛れもなくミシェル姐さん最高映画。つまり完璧！ pic.twitter.com/rcQj6w3wkj
『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』は、同名RPGゲームを原作にしたファンタジーアクション超大作。
頭空っぽにしてひたすら目の前で繰り広げられる剣と魔法が飛び交う大掛かりなアクション、ゆるめのコメディ、壮大なアドベンチャー、ミシェル・ロドリゲス姐さんをこれでもかと楽しめる作品。とにかく楽しすぎて、ダレるシーンがない。
同名RPGはプレイしたことないのですが、ゲーム好きだったので、名前だけは何十年も前から聞いて知っていました。ゲームを知らなくても何の問題もなく、ただただ楽しいアドベンチャー超大作でした。
実は製作発表時はあまり期待していませんでした。予告編が解禁になってからも、なんだかB級感ハンパないし、その思いは変わらなかったのですが、海外からの前評判が聞こえてきて、蓋を開けてみたらめちゃ面白かった！という年に数回あるかないかのレアケース映画だったという感じ。ロッテントマトで高得点をゲットしたのも納得の誰もが素直に楽しめる良作でした。
期待してなかった理由に、同名ゲームの映画化『ダンジョン＆ドラゴン』（2001）が微妙だったせいもあります。これ、シリーズ化して3作目まで製作されていたりします。ジェレミー・アイアンズが出てる1作目しか見たことないですけどね。
本作はこの旧作のリブート作品とも言えるのかも？
今回の映画は、原作ゲームが大好きな監督がメガホンを取ったという事もあり、ひたすら楽しい仕上がり。クリス・パインやミシェル・ロドリゲスやヒュー・グラントなどなど、キャストが皆楽しんでいるのも伝わって来る内容で、観ていてハッピーになれます。
鑑賞後に
「あー、面白かった！！」
と素直に言えるタイプの映画。
これぞエンタメ映画。これでいいんです。
小難しいテーマなんていらない。
シンプルで2時間現実逃避できるこんな映画もたまには観たいじゃないですか。そんな希望を100%かなえてくれる映画なのです。
面白い映画をありがとう！！
ミシェル・ロドリゲス無双
個人的に特に最高だったのが、ミシェル・ロドリゲスが大活躍するところ。『ワイルド・スピード』シリーズなどで強い女性を演じ続けてきたミシェル姐さんですが、本作の役柄はまさに彼女にお似合いの「女戦士役」。ほぼ主役で何度も大立ち回りを見せてくれます。
デカい斧をかつぐ姿が似合う女優なんて、ミシェル姐さんぐらいじゃないでしょうか。というか、斧を彼女に持たせた時点で、本作の成功は約束されていたようなもの。自分の中で本作の評価が爆上がりしたのは言うまでもありません。この映画のスタッフは、姐さんのことを完璧に分かってらっしゃる。素晴らしい。
更にミシェル姐さんに「母の顔」を見せたのが凄い。
これは珍しい。
本作はキーラというクリス・パイン演じるエドガンの娘がいて、姐さん演じるホルガは育ての親的な立場なんです。キーラはヒュー・グラント演じるネバー・ウィンターの領主フォージの領土にいて、本作の目的のひとつが彼女を連れ戻すこと。ホルガ姐さんはキーラを救い出すために文字通り無双します。
ミシェル無双！！
「母」として！
最高すぎますよ、マジで。
高評価で世界的に大ヒットしているだけに続編も製作されるはず。
楽しみに待ちたいと思います。
フィギュアが欲しくなるデブドラゴン
「ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り」の太ドラゴン可愛いぞ♡ pic.twitter.com/OoydbYMCTN
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) April 1, 2023
ファンタジーアクション映画なのに、デブがいません。
でも、デブドラゴンがいます。
中盤、RPGのサブクエスト的にある目的のために洞窟に入り込んだ一行が出会うのが、デブドラゴン。火を噴いて一行を追い掛けてくる時のぼってり感とでもいうんでしょうか。良きです。
ぶっとい！！
フィギュア欲しい！