ABOUT THE MOVIE
邦題:仕掛人・藤枝梅安(2023)
製作国:日本
監督:河毛俊作
原作 池波正太郎
出演:豊川悦司、片岡愛之助、菅野美穂、小野了、高畑淳子、小林薫
上映時間:134分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
※この記事は本編に一部触れています。未鑑賞の方はご注意ください。
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★☆☆☆☆】
江戸の郊外、品川台町で腕がいいと評判の鍼医者、藤枝梅安(豊川悦司)。彼には悪を闇に葬る仕掛人というもう一つの顔があった。ある日、梅安は仕掛の標的を探るためにある料理屋を訪ねるが、標的となる料理屋のおかみの顔を見た瞬間、梅安は驚く。それは梅安に暗い身の上を思い出させる人物だった。
Yahoo!映画
梅安さんと彦さんの仕掛け道中
「仕掛人・藤枝梅安」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) February 20, 2023
表の顔は鍼医者、裏の顔は悪党を葬る凄腕の仕掛人。トヨエツがどハマりしていて色気ダダ漏れ。完璧なお仕事(暗殺)ぶりに惚れます。梅安さんと相棒の彦さんの何度か出て来る食事シーンがホッコリするし、妙に親しげでBL感濃厚。非常に丁寧な作りの時代劇で完成度高し。傑作。 pic.twitter.com/754qfSy2i1
池波正太郎原作の同名小説の映画化。
2部作の1作目。
藤枝梅安は、表の顔は腕の良い鍼医者、裏の顔は華麗に悪党を闇に葬る凄腕の仕掛人。これまでも緒形拳や萬屋錦之介などが梅安を演じてきましたが、池波正太郎生誕100周年である2023年、新たにトヨエツ梅安が誕生!
豊川悦司が素晴らしくハマっていて、色気ダダ漏れでめちゃカッコいいのですよ。超凄腕仕掛人なので、ターゲットを仕掛ける時は躊躇なく華麗に殺る。何があろうが依頼を完了させるお仕事ぶりに惚れます!
全体的に暗めな雰囲気で派手なシーンもないですが、非常に丁寧に描かれているので、時代劇が苦手な人でも楽しめるかもしれません。天海祐希や菅野美穂など、共演者も豪華で見応えたっぷり。完成度が高いです。
仕掛人というのは、つまり殺し屋のこと。
仕掛け(殺し)の依頼人(起こり)が、仲介者(蔓)を通して金を受け渡し、仕掛人(殺し屋)に殺人を請け負ってもらうシステム。
この世界に仕掛人がどれぐらいいるのか分からないですが、相棒の彦さんも仕掛人ですし、このシステムも悪党の間ではよく知られているような感じでした。頻繁に依頼が舞い込んだら、梅安さんも大変ですな。
そんな梅安さんの活躍は続編に続きます。
本作のエンドロールでは次作に繋がる重要なシーンが流れますので、見逃し厳禁。2作目は4月7日(金)公開ということで、今から楽しみです!
飯テロBL
梅安さんが相棒の彦次郎(片岡愛之助)こと彦さんと食事をするシーンが何回か出て来るのですが、本当に美味しそうなんですよね。飯テロ映画です。
鰹節たっぷりのお粥!!
命の危険のある仕掛人にとって、常に「最後の食事」になる可能性があるから、梅安さんは日々覚悟を持ってありがたく食べてるんでしょうな。そして、彦さんと向かい合って食事を共にすることも彼にとって大切なひとときなのでしょう。
お食事シーンは二人ともなんだか楽しそうで、梅安さんと彦さんの『きのう何食べた』的なスピンオフが見たくなります(笑)
お互い仕掛人同士、よくつるんでいるようですが、微妙に漂うBL感は狙ったものなのでしょうかね。観ていてホッコリします。
おデブはいる?
おデブはいません。