ABOUT THE MOVIE
邦題:隣人X 疑惑の彼女(2023)
製作国:日本
監督:熊澤尚人
出演:上野樹里、林遣都、ファン・ペイチャ、野村周平、川瀬陽太、嶋田久作、原日出子、バカリズム、酒向芳
上映時間:120分
シネちゃぶ度チェック
★★★★★:おデブが主役/完全なる癒し!
★★★★☆:おデブが準主役/大活躍!
★★★☆☆:おデブが脇役
★★☆☆☆:おデブがチラリ映る
★☆☆☆☆:全然いない…
予告編&あらすじ
【シネちゃぶ度:★☆☆☆☆】
ある日、日本は故郷を追われた惑星難民Xの受け入れを発表した。人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。Xは誰なのか?彼らの目的は何なのか?人々は言葉にならない不安や恐怖を抱き、隣にいるかもしれないXを見つけ出そうと躍起になっている。
週刊誌記者の笹は、スクープのため正体を隠してX疑惑のある良子へ近づく。ふたりは少しずつ距離を縮めていき、やがて笹の中に本当の恋心が芽生える。しかし、良子がXかもしれないという疑いを払拭できずにいた。良子への想いと本音を打ち明けられない罪悪感、記者としての矜持に引き裂かれる笹が最後に見つけた真実とは。嘘と謎だらけのふたりの関係は予想外の展開へ…!
公式サイト
SFの顔をした社会派サスペンスの良作
「隣人X 疑惑の彼女」
— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) December 14, 2023
人間の姿をして社会に紛れ込んだ惑星難民Xを巡る社会派サスペンス。人に危害を加えない彼らを人々は恐れる。普通じゃない異質なものに対し排他的になるのは人間の本能的なものかもしれないけど、理解しようとする気持ちが大切。大事なことは目に見えない。心で見るべき。良作。 pic.twitter.com/HUDooNZ1a0
人間の姿をコピーして社会に紛れ込む惑星難民X。見た目は人間と全く同じなので、誰がXなのかは分からない。Xは人間に危害を加えないが、人々の間に疑心暗鬼が募りはじめる。
そんな状況の中、雑誌記者の主人公がスクープ目当てでX疑惑のある人物に接触しようとする話。
『ゼイリブ』的な話かと思って観たら、全然違いました。
人とは違う、普通じゃないものに対する排他的な姿勢を取りがちな社会に対する批判、異質で理解できないものに対して恐怖を感じる人間の本能について言及するディープなテーマをはらんだ良作でした。
大事なことは目に見えない。
心で見る必要がある。
理解しようとする気持ちが大切。
ゲイに対して、自分とは異質な存在ってことで恐怖を抱く人もいるのかな・・・って、ゲイに限らずか。自分自身がその対象をどう捉えるか次第。
そう言えば、雨の匂いってペトリコールって言うんですね。
おデブはいる?
おデブはいません。